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中国で納期を守る法

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中国で納期を守る法

中国で製品の納期を守る事は、神業です。

一般には、納期の概念が無い為納期を守る事によって得られる

プラスを理解出来ず、又社会に納期の重要性も無かった生活習慣から

来ているのではないかと、考えられます。

ではどうやれば、納期を守れるのでしょうか?

それは、中国の習慣を理解し実行することです。

中国人の習慣では、身内になれば対処の仕方は特別です。

そうすれば、納期も守れます。

では中国で例えば外注の納期を守ってもらう為には、外注の社長の親戚にならなければ

ならないのですか?

いえいえ、此処で言う身内とは、同じ釜の飯を食う仲間、毎日顔を合わせ共に

目的を同じにする仲間が、身内になるのです。

但し身内は、嘘をいってはいけません。

常に正直に接しなければ身内の待遇は、剥奪されるでしょう。

全てに偽、嘘が存在する国にいると、正直の大切さ、正直者から与えられる心安らぐ

感覚は、計り知れない程貴重であるのは、全ての人々が理解しています。

この点では、日本人以上に理解しているでしょう。

この続きは、後日 実際に成功した例を 参考に進めます。

中国で納期を守る法

中国での、外注管理は営業と同じだ。

ただ、違うのは御客の所に行くのではなく外注に行く事です。

毎日1度は、行かなければなりません。

電話で済む用事でも顔を合わせて話し、業務に支障の無い範囲のニュースは

教えてあげましょう。

ある時日本の家電メーカーの新製品に使用される部品加工を依頼され、外注で

加工する事になりました。

なかなか上手くいかず、納期が迫ってきました。

やっと加工が上手くいくようになっても、納期はぎりぎりでした。

私は毎日外注へ朝行って、夜8時位に会社に戻る生活が続きました。

外注にいて何をやっていたか?

何もしていません。

加工が終わった物を検査する時不良、良の判断がし難い物のみ判断しただけです。

あとは、時々工場を見に行って、会社の製品か加工されているか、現在どの工程にあるか

を確認した位です。

中国で納期を守る法

納期の大敵は、3度の食事時間だ。

中国で、食事時間は何にも増して大事にされる。

例え納期が午前中といえど、昼食時間が来ればさっさと食事に行ってしまう。

そうゆう時は、客であろうが自分で作業しなければならない。

ある時航空便に乗せなければならず、自分で検査をしていたら外注の現場の責任者

達が食事を終えて手伝ってくれた。

おかげで、何とか集配に間に合った。

又1週間後に素材が夜10時に届き明くる朝6時の出発の飛行機で

ハンドキャリーしなければならない時には、夜どうし加工に付き合い

徹夜もした。

もし、朝5時までに加工を終わらせておいてください、

と言って、帰っていたら間違いなく間に合わなかったでしょう。

夜中、時々加工状況を見ていれば、私の依頼した仕事が作業されているか

どうか、見る事が出来るのでそば屋の出前にならないです。

この日も何とかハンドキャリーに間に合いました。

中国で納期を守る法

中国では、作業速度は常に変わらない。

何回同じ作業を繰り返しても作業速度が速くならないのは、

速く処理すると、余分な仕事をしなければならなくなると、思って

いるのだろう。

だから、作業に慣れてもゆっくりやっている。

別の日に2000個出荷しなければならず、生産状況を見ていて

どうしても、集配に間に合わないと判断し、1300個を出荷しようと

考え、会社に持って帰ろうと手配して呉れるよう依頼したが、

時間が来ても書類が出来ていない。

個数が調べられていない。

それから、調べて急いで帰社した時には、集配締め切り時間を

40分も過ぎていた。

途中電話が入り、17歳の女性事務員、李さんが今何処にいるか と確認があり

後10分で会社に着くと連絡し 何とか集配に間に合った。

李さんの助けが無かったらまず、間に合わなかったはず。

この子は、1度仕事を依頼すると、必ずやってくれた。

中国では、仕事を依頼してもその後3回は、確認しなければ仕事を

やってくれない。これが常識である中で、1度言ってやってくれるのは、

貴重な存在です。

彼女の給料は、それ程高いわけではなく、それでも仕事はきちんと

処理するので、やはり人間は金だけではない と 思う此の頃です。

まだ続きがあります。

中国で納期を守る法

仕事でのサービスとは、賄賂を贈ることでは無い。
納期を守るのも、特大のサービスだ。

中国では、賄賂が付きものだ。

下は乞食から、上は政府の役人まで全て賄賂がある。

その為、会社の購買部員は直ぐに一財産作って仕舞えるほど。

中には、自分のガールフレンドを経理、購買に配置したりしている

会社もあるが、結果は同じことが、みえみえ でかえって顰蹙をかう結果

を招いている。

気を付けよう 日本の社長さん 中国の実態は画くの如し。

ある時客先の中国工場に納品してそこから日本に発送する時があった。

客先に午後6時までに届けなければならない。

でも加工が終わり外注工場を出たのが、5時40分、客先まで車で約一時間

掛かるので到底間に合わない。

車の中でも、急いでの連発。

幸運な事に車は、40分で客先に着き、航空便の集配に間に合いました。

毎日こんな事をやりながら1ヶ月半が過ぎ、無事に新製品の立ち上げが終わりました。

めでたし、めでたし。

今振り返って、考えると常に時間に間に合わない、そうなったらどうしようとは

考えなかったことです。

とにかく、今時間に間に合わせようとし、どうしたら間に合うかばかりを考えて

いました。

これが、潜在意識を活用する事なのか!!

確かに何度も納期に間に合わない時があったのに、何とか1度の納期遅れも出さず

仕事を出来たのは、知らず知らずに潜在能力を使っていたのだ。

私の潜在能力活用の例

中国では、納期を守る事は不可能ですし、そもそも納期と言う

考えも、意味も理解されていないのでは、無いでしょうか。

其処で、納期を守る為には、諦めが必要なのかも知れません。

心境は、納期遅れを出してもしかたがない。

でも、出さなければもっと良いな、と思っていたのと、

徹夜まで、出来たのは、この部品を送らないと日本の工場

が止まり、工場のパートの人達の、日給が減るのは申し訳ない。

私に出来る事は、全てやらなければ、パートの人達に迷惑が掛かる

という、思いでした。

小林正観 さんの本を読んで解ったのですすが 働くとは

はた を らく にさせる 事。

私が、いつものように 仕事をしていたら はた に 迷惑を 掛けて

いたでしょうから、働くでは無く はた迷惑 に なっていました。

潜在能力を使う とは

はた(他人)らく(楽)

だったのですね。

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