多くの食品安全問題
多くの食品安全問題
中国は現在、世界第2位の経済大国ですが、多くの食品安全問題が最近、
次から次と出現しと後を絶ちません。
国民の生存に関わるこの問題は、中国の社会制度と関係するのでしょうか?
最近、温家宝総理は食品安全の問題について多くを指摘しています。
温総理はこうして良いイメージを作ろうとしていますが、
口先だけで行動が伴っておらず、私にとっては意味のないことです。
今の中国は、違法な行動にでても、コストがとても低いため、
取締りや懲罰を強化しても問題解決にはならないのです。
政府官僚が腐敗しているので、取締りを強化すればするほど、
悪徳企業と政府間の癒着が強くなるだけなのです。
確かに(温総理は)偽タバコ、偽酒、偽食糧の問題に多く触れました。
しかし偽薬、偽医者なども多く存在しているのに、
どうしてこれらの問題には全く言及しなかったのでしょうか。
また、(中国共産党政権が唱えている)人民民主も偽りの民主主義です。
中国最大の偽物、共産党政権自体について、
なぜ全く触れようとしなかったのか。
中国の一部のメディアは、食品問題について2つの原因をあげています。
1つは販売企業に道徳水準がなく、利益最優先主義に走っていること。
もう1つは、政府の監督管理部門における不明瞭な責任所在。
これら全てが制度の不健全結論付けられます。
明の時代では、厳しい食品と薬品の監督管理はありませんでしたが、
社会全体が誠実と信用を求めていました。
その為に現在の様な状態にはなりませんでした。
検査法規、衛生、品質検査、食品、医薬品の監督管理などに
管理機構を敷いて中央から管理しようとしていますが中国の
管理機構は昔から地方の分権が強く、勝手に管理して
腐敗するのが通常です。
その為、食品の品質を管理する事はとても無理な事でしょう。
