【調名について】
調の名前(呼び方)は、主音の音名に依っています。
日本では、次のような三通りの呼び方が一般的です。
○日本音名による 日本で一般に呼ぶ音名
○ドイツ語音名による クラシック界で使われる音名
○英語音名による ジャズやポップスで
 ドイツ語読みと英語読みでは同じアルファベットを使っていますので、紛らわしいかも知れませんが、特にシの音(ロ音)はドイツ語ではH、英語ではBと呼んでいますので、その区別を覚えておくと良いでしょう。また、♭シ(変ロ)の音をドイツ語ではB(ベー)と呼び、英語ではBb(ビーフラット)と呼んでいますので、いっそう紛らわしいかも知れません。
 しかし、ドイツ語読みはクラシック音楽を勉強する上で欠かすことができませんので、しっかり覚えておきたいものです。
長調や短調の呼び方は次のようです。
○日本語 長調 短調
○ドイツ語 dur(ドゥア) moll(モール)
○英語 Major(メジャー) minor(ナイナー)
調の名前の呼び方の例を挙げると次のようです。
日本語 ドイツ語 英語
ハ長調 C dur(ツェー・ドゥア) C Major(シー・メジャー)
ヘ短調 f moll(エフ・モール) f minor(エフ・マイナー)
 上の表でわかるように、ドイツ語や英語では長調を大文字で書き出し、短調を小文字で書き出すというように厳密に区別しています。
 ここまでわかったところで、問題です。次の表の空欄に調の名前を入れてみましょう。

◆変化記号のついた音の名前◆
ここまで変化記号(#や♭などの臨時記号)のついた音名を省略してきましたが、
それらの音も正しい呼び方があります。それは次の通りです。
このように変化記号のついた音を主音とした調も、上の音名をもとに名付けられています。
例を挙げると下のようです。
 これから勉強する編曲や作曲の作業は、主にコードネームを活用して行いますので、特に英語の音名と調の読みについて確かめておくことにしましょう。
 次は、調と調の関係について見ていきます。
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