ボンネットバスの走った道・矢ノ川峠を往く

その2

矢ノ川峠頂上〜R42号出合

いよいよ今回の矢ノ川峠の核心部、橋が落ちてしまって、今はどうなっているのか?は去年行って自転車では通行可能であると確認済みであるので、ある程度は安心していました。
ところが・・・・去年の秋の台風で大幅に道の状況は悪化していました。特に土砂崩れの現場の崩壊が酷く、これは予想でありますが、ごく近い将来、自転車でも通行不可能になる・・・・かもしれないと考えています。通算4回、この峠越えに成功していますが、次に大きな台風などが何個も上陸してしまったら・・・・・あながち予想は外れていないと思います。今だったらまだ歩きと自転車だけですが、峠越えは可能です。
可能な限り道の状況の写真をUPしてみました。次に行く方の参考になればと思っております。


峠頂上でゆっくり昼食を摂りました。

お腹が一杯です。ムニャムニャ・・・・

さあ、核心部へのスタート?

本当に大丈夫かなあ〜〜?

途端に道は荒れてきます。

これはまだまだ良い方。

こういう場所がいつくかあります。

去年よりも酷いような気がします。

そして・・・・問題の橋崩落現場の写真。向こうが熊野側、こちらが尾鷲側。

これはちょっと・・・・ビックリのお2人。

時間はあるので・・・・ティータイムとしゃれ込みました。

橋崩落現場の横からの写真。右手が尾鷲側、左手が熊野側。

熊野側の私といまきさんちさん。
撮影:UGの兄♭♭♭氏。

尾鷲側のUGの兄♭♭♭氏。
撮影:いまきさんちさん

さあ、核心部へ・・・・

迂回路の写真です。自転車は全然問題なし。

担げば自転車はOK。

これで核心部突破か?と思いきや・・・・・?

凄い土砂崩れが・・・・・・もう道ではない・・・?

とてもとても・・・・バイクも絶対無理?

私はこのあと遅れてしまって、皆さんをお待たせしてしまいました。
まあ、元来慎重な性格で(笑)危ない場所ではもう押して行きます。
今回は転倒やパンクなど大きなトラブルはなく、比較的スムーズに峠越えが出来ました。
熊野側でもちょっと広い駐車場みたいな広場がありそこまで下ると、もう道は良くなります。ここからR42号まですぐです。ホッとしてしまったのか、写真が残っていません。まあ、核心部は撮ったので、良かったかなあと思っております。

R42号出合いでの記念写真。核心部を突破して見事矢ノ川峠を越えた3人です。次回はcancanさん是非ご一緒しましょう!!

矢ノ川峠地形図

編集後記

今回はメンバー、天気、季節など恵まれて、とても印象深い少しアクティブな担ぎのツーリングが出来たかなあ・・・・と思っております。越えるたびにだんだん道の状況が悪くなっていってるのがちょっと気になります。この峠道ですが、開通した(昭和11年)と思ったらあっと言う間に紀勢本線が開通(昭和34年)、で省営バスは廃止、新道のトンネル(昭和42年)が出来てすっかり忘れ去られてしまいました。

一番の犠牲者は・・・・峠で茶屋を営んでいた稲田さんではなかったか?と思っています。省営バスが廃止になってからも尾鷲市の方なのに街には戻らず、なぜ峠の頂上に慰霊碑?があるのか、分かりませんでしたが、後になってやっと分かりました。詳しくは述べませんが、どうやら幸せには余りにも縁遠い人生だったのではないか?、とずっと後で思い知りました。
そんな時代の流れ、様々な人々の人生など考えて今、正に朽ち果てようとしているこの矢ノ川峠へ一度はツーリングしてみる価値は充分にある?と思っております。積極的にはお勧めしませんが、慎重な行動であるならば峠越えはまだ可能です。