この矢ノ川峠ですが、私にとって随分、思い入れの深い峠道になっています。最初はまだ18歳の時(1971)、紀伊半島一周サイクリングの途中でまあ、旧道でも走ってみようか、と軽い気持ちでした。キャンピングで行きましたからまだまだしっかりした良い道でしたね。2回目は1984年、地元三重のサイクリスト仲間と行きました。雪がまだ残っていて、ちょっと難渋しましたが、ランドナーで無事越えています。
3回目は去年(2004)、橋が落ちてしまったとのことで、今は一体、どういう風になっているのだろう?とこれまた軽い気持ちからでした。橋は落ちていましたが、自転車ではなんとか越えられる事が分かりました。
そして・・・・・またまた今年も(2005)・・・・。越えてしまいました。
今回の参加者はUGの兄♭♭♭氏、いまきさんちさんと私の3人です。いずれも・・・・経験30年以上の猛者(?)ばかりの面々ですが、さてさて、どういう峠越えだったのか、レポートをお楽しみ下さい。

ボンネットバスの走った道・矢ノ川峠を往く

走行:2005.4.24
参加者:UGの兄♭♭♭氏、いまきさんちさん、私の計3人
コース:R42旧道入口P〜旧矢ノ川隧道〜矢ノ川峠〜大又R42号出合〜R42旧道入口P
         (9:30)            ( 11:25〜12:35)   ( 14:50)      (15:20)
走行距離:約25km      


昭和30年頃の矢ノ川峠。休息する乗客たち
「思い出の尾鷲」出版委員会随想集「思い出の尾鷲」より転載

あれっ?UGの兄♭♭♭さん、大阪から参加有難うございます。

ゆっくりスタートします。

最初はまあまあ良い道になっています。

最初の素掘りのトンネル。

ウ〜ン、歴史を感じますね〜!!

中から覗くとこんな感じ

これは3番目のトンネル。全部で5つあります。

荒れている部分も有りますが、大体乗れます。

いよいよ出発します

登りでは常にいまきさんちさんが先行

向こうの凹みが矢ノ川峠。
ウ〜ン、まだまだ有るなあ。

拡大すると・・・・?

これが旧矢ノ川隧道。

旧矢ノ川隧道にて記念撮影。ここは何回もNC誌などで載りました。写真提供:UGの兄♭♭♭氏。

あれっ?向こうに見えるのは・・・?

ハイ、賀田湾ですね。(笑)
一ケ所良く見える場所があります。

もうすぐ頂上です、はて、どんな風になっているのか?

最後の力走!!それ〜〜〜!!

旧矢ノ川峠頂上にて

矢ノ川峠から賀田湾方面を望む

同じく矢ノ川峠より尾鷲湾方面を望む

矢ノ川峠からは八鬼山をはさんで両側に海が見えます。
随想集「思い出の尾鷲」のこの写真ですが、手前の海はどちらかなあ?と考えましたがどうやら・・・・尾鷲湾方面らしい?

この景色ですが、当時とあまり変わっていません。

旧矢ノ川峠尾鷲方面(東側)を望む

旧矢ノ川峠熊野方面(西側)を望む 左手に熊野方面への道、右手に高峰山登山道があります。

矢ノ川峠と共に生き、そして時代の流れに翻弄された薄幸の女性稲田のぶへさんを偲ぶ碑。
尾鷲市出身の稲田さんはたった一人でこの矢ノ川峠でサイダー、餅など販売する茶屋を営んでいました。峠の東側にかつての稲田さんの住居跡が残っています。この石碑の右手が茶屋の跡です。

「冬の日のぬくもりやさし茶屋のあと 稲田のぶへ眠る」

矢ノ川峠頂上にて記念撮影。本番はまだまだこれからです。

いよいよ問題の核心部へと続きます。

その1

旧道入口〜矢ノ川峠頂上

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2005.4.29