関宿から旧鈴鹿峠〜安楽越

話は去年の12月に遡ります。望年会の席で「来年3月の例会、オープン企画でakutaさん、担当してもらえない?」
と打診があり、引き受けることにしました。1月の新春サイクルミーティングでどうやら岐阜や大阪あたりからクラブ例会に参加したい方がいるそうなので、場所は何処がよいかなあ?と考えて中間地点の鈴鹿か、伊賀上野あたりかなあ?と思い、開催場所を真剣に検討しました。輪行で来れて車の駐車場があって、アクセスが便利で岐阜や大阪の中間地点は?
もうここしかない?と私の地元、亀山あたりに集まって関宿から旧鈴鹿峠〜安楽越えだったら旧街道や昔の町並み、名物の「関の戸」もあり、峠越え、豪快なダウンヒルもあって、それなりに楽しめるのでは?と考えました。
下見も本番2週間前に行って写真を撮ってきました。実はここ'84年にNC誌の取材で走っていて、あの時は関宿はまだそんなに整備されてなかったし、安楽越えはまだ地道で、でもなかなか楽しかったのを覚えています。オープン企画なのでHPに載せてPRしてみましたがはてさて今回は・・・・・・?どういう顛末だったのか、レポートをお楽しみ下さい。


実施日:3月20日
参加者:クラブメンバー5人(ito、imaki、kojima、tsuchiya、akuta、)
     ゲスト5人(ikeda氏、、ooka氏、UGの兄♭♭♭氏、akahori氏, kato氏)  計10人

コース: 亀山宿〜関宿〜坂下宿〜旧鈴鹿峠〜安楽越え〜辺法寺〜亀山宿   走行:約40km

私はそう、50分ほど前に集合場所には来ていて、皆さんを待っていました。なにやら今日はここ西野公園で剣道や柔道の
試合があるみたいで、マイクロバスや大型バスがやって来ます。そんな中、三三五五参加の皆さんが集まってきました。
初めての方も見えますので、ちょっと自己紹介などします。今日はよろしくお願いします。

西野公園Pにて

走り出してからすぐ野村の一里塚です。この一里塚では片方だけですが、ほぼ完全な形で残っています。
旧東海道に入り、のんびり走って行きます。旧街道をブラッと走るのは・・・非常に楽しいですね。名阪国道の下に差し掛かると・・・・なんと大きな広重の浮世絵が飾ってあります。伊勢国7宿ですが、いや、見ていて飽きません。

いよいよ旧東海道を走って行きます。

いよいよ関宿です。

現在の東海道の宿場町では一番往時の姿をとどめているのがこの関宿と言えると思います。なにしろ銀行や郵便局なども往時の雰囲気を壊さないような造りになっていて、電柱なども全部取り払ってあります。

関宿は見所が多く、本当は一日がかりでゆっくり見たいのですが、そうも行きません取りあえずどうしても見たい並み資料館と旅籠「玉屋」を見る事にして共通券を買います。町並み資料館では昔と今の関宿の様子など写真で展示してあります。旅籠「玉屋」はほんの3〜4年ほど前に大規模な改修工事が行われ、往時の旅籠の様子を忠実に再現してあります。「関で泊るなら鶴屋か玉屋、なおも泊るなら会津屋か」と歌われた程です。

初めての方も見えますのでちょっと自己紹介

それではいよいよ出発です。

野村一里塚の前にて

ほぼ完全な形(片方)で残る野村一里塚

広重の大きな浮世絵に皆さんビックリ

ikeda氏のアルプスに視線集中

関宿の入り口

関町並み資料館にて

関宿をのんびり歩きます。

旅籠「玉屋」の前にて

旅籠「玉屋」の部屋の中にて

関宿と言えば・・・ここ「関の戸」の深川屋

とにかく美味しい銘菓「関の戸」

旅籠「玉屋」の前にて記念撮影

この後は・・・のんびり歩いて関の地蔵院へ行きます。ここ地蔵院には鹿の像があって、今私が住んでいる「鈴鹿」の地名
の由来となっています。その由来とは・・・?
壬申の乱の時、大海人皇子は大友皇子を討つ為吉野を出て加太を経て関へ向かおうとしたが、山中で豪雨と暗夜で道に迷ってしまった。そこへ首に鈴をつけた鹿が現れ、助かった・・・・という話です。この話の看板が昔ありましたが、今は

どうやらなくなってしまったようです。

平成の大修理が終わった関地蔵院にて

「鈴鹿」のいわれの鹿の像。ウ〜ン、鈴は?

昔の町並みを走る

町並みの長さは約1.8kmもあります

国道一号線をちょっと走って坂ノ下宿へ向かいます。もうそろそろ12時、お昼に時間
です。「もうおなかが空いた〜!!」と言う声も聞かれます。「あと少しだから・・・・」となだめてパンなど食べて少しお腹に入れます。坂ノ下宿は残念ながら昔の風情はあまり残っていませんが、「鈴鹿馬子唄会館」なるものがあり、馬子唄を聞く事が出来ます。

坂ノ下宿へ向かいます

昔の風情があまり残っていない坂ノ下宿にて

鈴鹿馬子唄会館にて 馬子唄が聞けます。

いよいよ旧鈴鹿峠へ

旧道の登りはきつく、途中で休息を入れます。

このあたりが最高地点。登り切ってホッ!!

峠で待ちに待った昼食です。

丁度ベンチがあります。

旧鈴鹿峠にて記念写真。今回参加した10人のメンバーです。遠方からの参加有難うございました。

安楽越へ

広くなった安楽越への道

安楽越への分岐とその道標

安楽越は今このようになっています

ダウンヒルでぶっ掛け合い?(笑)

亀山宿へ

途中で休憩して亀山宿へ向かいます。亀山宿も比較的昔の風情が残っています。特に旧街道は昔のままで街道沿いの家々は屋号など掛けてあります。亀山城の多門櫓は貴重な往時のまま残っている建築物です。

往時のまま残る亀山城多門櫓にて

旧東海道亀山宿西町付近にて

ななんと!!店先に広重の浮世絵が!!岡田屋さんにて

亀山歴史博物館にて 旧亀山宿1/180精密模型

2005.3.23

編集後記

普通のクラブ例会でしたらテキストだけの例会報告になりますが、今回はオープン企画ということで写真で構成してみました。
見ているだけでこの楽しさが伝われば・・・・と思っております。今回の亀山宿〜関宿〜坂ノ下宿〜旧鈴鹿峠は歩きでも人気のコースで、休日ともなると歩きで行く方も結構見えます。今回だけでなく個人でも走って見られたら一層楽しいかなあと思います。ちなみに次の土山宿なども本陣跡もあり、町並みも結構残っています。京の三条大橋まで
行ったらなお面白いと思います。その節は言ってもらったらご案内します。参考本なども本屋さんでありますので、読むと見識が一層深まります。今は無事故で無事終わって肩の荷が降りてホッとしている所です。(笑)いかがでしたでしょうか?遠い所から参加して頂いて、ちっとも面白くなかったらこれは申し訳ないですからね。幸い、とても面白かった・・・・とメールも頂いていますので・・・・まあ、今回はどうやら成功したみたい・・・かな?また次回秋にオープン企画やりますので、参加して頂けたら・・・と思っております。今回遠方より参加して頂いた皆さん、有難うございました。