スペイン・アンダルシア紀行2012

カンポ・デ・クリプターナの有名な風車。全部で10基あります。

話は去年2011年の暮れあたりから始まります。来年春はちょっと長期の休みが取れそうなのではてさてどこにすっぺなあ・・・・・???と考えていました。うまくすると23日間のちょっと長期休暇です。で長い間の懸案だった自転車ヨーロッパツーリング・・・・・というのがふっと頭に浮かんでやはりこれかなあ・・・・と思って地図など手配して暇な時など見ていました。
行く国は・・・・・これはもう最初からスペインと決めていました。自転車好きの常識だったらまあフランスかイタリアあたりになると思うのですが、小生の場合は・・・・・・ギターをやっている関係もありますが、スペインの音楽が好きで作曲者で言うとI.Albeniz、E.Granados、M.falla,F.Tarrega他にも多数あって、特にスペインピアノ演奏家で作曲者であったI.Albenizは大好きですね。愛国主義者であったらしくて組曲「IBELIA」、組曲「スペイン」、組曲「旅の想い出」、組曲「スペインの歌」など始めスペインの地名を曲名にした本当に美しい名曲が多数あります。いかにもスペインらしくて明るくて快活で、いや、素晴らしいです。


←スペインに行こうという思いになった、何年か前に買った、Isaac Albeniz作曲「IBERIA」全曲。

演奏者はいや、ALbenizやGranadosなどスペインピアノ曲演奏はこの人、Alicia de Larrochaおいて他にはいないと考えています。演奏技術はもちろんですが、曲の解釈、テンポや強弱など素晴らしいです。

Albenizの美しい曲はいくつかギターに編曲されていてこれがまた非常に美しいです。スコアはほぼ全部所有しています。後は練習だけですが・・・・(笑)そんな訳で言って見ると今回の旅は「Isaac Albenizの曲名にちなんだ旅」ともいえると思います。→

ピアノ曲というと、Chopinとか、Debussyなんかが一般的には好んで弾かれていますが、どうしてどうして、スペインのAlbeniz、Granados、Turina等も美しい曲が多くてもっともっとコンサート等で弾かれてしかるべきだと考えています。

行く国は決まっていましたが・・・・・・で自転車でツーリングしようと準備を進めていました。乗って行くキャリアのフィンエアーのHPを確認したり、スペイン国鉄のrenfeのページを見たり、航空機輪行ならば丈夫な輪行袋もいるなあ・・・・他にも自転車に必要な荷物をどうやってどのバッグにどのようにパッキングするかとか、輪行仕様に改造もしないといけないかなあ・・・とかいろいろ考えていました。休暇日数からスペインに滞在出来る日数が決まって、行く場所もイスラム建築が多数残っていて中世の街並みが見られるアンダルシア地方とし、行く街もほぼ決定、ルートも大体決まってこれでほぼ決まりか?と思われましたが・・・・・・???しかしながら・・・・
■やはり今回は見学対象が多数ある
■しかも1つの街で見学は複数個所あって多分見学メインの方がベター

■航空機輪行は現時点ではいろいろ問題も多く重量オーバーで余計なチャージを取られたり、投げられてダメージを受けたり、見学中に盗まれたりというマイナス要因が考えられる

・・・・・・と言うわけで今回は自転車無しのごくフツーの旅行になったのでありました。

■旅行日程

5月1日  中部空港10:30発〜ヘルシンキ着14:40ヘルシンキ16:55〜マドリッド20:25   Albol del Japon(泊)
5月2日  休養市内見学  Albol del Japon(泊)91-369-3194
5月3日    マドリッドchamartin14:17~アルカサールサンファン16:03  Hospederia Casa de la Torrecilla  (泊) 
5
4日    アルカサールサンファン14:49発〜グラナダ19:08着 ゲストハウス Patio Granada (泊)
5月5日    グラナダ アルハンブラ宮殿見学 ゲストハウス パティオ グラナダ(泊)
5月6日    グラナダ(泊) パティオ グラナダ(泊)
5月7日    グラナダ〜マラガ バスにて移動 マラガ(泊) Eurostars Astoria
5
8日    マラガ〜コルドバ(泊)AVEもしくはAVANTで移動  HOTEL Riviera
5月9日    コルドバ(泊) HOTEL Riviera
5
10日  コルドバ〜セビリア泊)AVEもしくはAVANTで移動 HOTEL GOYA(泊)
5月11日  セビリア(泊)HOTEL GOYAAHOTELlHOTELbergue
512日  セビリア(泊)HOTEL GOYAHOTEL GOYA宿泊Albergue Inturjoven Sevilla(泊)予約済
5月13日  セビリア泊 午前マドリッドへAVEで移動マドリッド〜アビラ(泊)Las Moradas
5
14日  アビラ(泊)Las Maradas
5月15日  アビラ〜マドリッド経由〜トレドへHostal Palacios(泊)
516日  トレド見学〜午後マドリッドへAlbol del Japon(泊) 
5月17日  マドリッド(泊)Albol del Japon(泊)
518日  マドリッド10:15〜ヘルシンキ 15:30  ヘルシンキ17:15〜 
519日  名古屋8:50

■マドリッド周辺及びアンダルシア地方の地図

■今回の主な見所

マドリッド プラド美術館

なんでも世界3大美術館の1つだそうで、収蔵点数は8000点以上、で多いだけではなくて質も素晴らしいです。スペイン画家だけではなくてイタリア、フランス、ドイツなど各国の一流画家の作品を展示しています。時々展示する作品を入れ替えています。

プラド美術館日本語案内

http://www.museodelprado.es/jp/visit-the-museum/

カンポ・デ・クリプターナの風車

セルバンテスの物語「ドン・キホーテ」でもう有名な場所でスペインの片田舎カンポ・デ・クリプターナの北の丘に10基建っています。もういかにもスペインって感じで是非行ってみようと思っていました。

交通はやや不便でマドリッドからMDで行ってAlcazar de San juanで降りてタクシーで行きます。クリプターナの街にはホテルもあって宿泊可能です。

グラナダ アルハンブラ宮殿

今回の1番の見るべきもう言葉では言えないほど素晴らしいイスラム建築の粋だと考えています。これを見る為にスペインにしたといっても過言ではないです。広大な宮殿はあともう1つ、ヘネラリーフェというもう1つの宮殿から成り立っていて2つの宮殿見学には最低半日は必要。

アルカサバから見るグラナダの街が美しいです。また西側にあるアルバイシンの古い街並みも素晴らしいです。

マラガ ピカソ生家

スペインの生んだ天才画家の生家が当時のまま残っていて中は博物館になっています。ピカソファンならずとも行って見る価値は充分あると考えています。場所も比較的分かりやすかったです。

コルドバ ローマ橋

古代ローマ時代に築かれた、クアダルキビル川に架かるイスラム教徒による建築の橋でレコンキスタ後に修復された、極めて古い橋です。
この橋のたもとから見るコルドバの街並みは美しいですね。

セビリア フラメンコ

アンダルシアはフラメンコ発祥の地と言われていますが、その中でもセビリアは本場です。ここセビリアに来たからには是非1度はタブラオに足を運んで見て見たいものです。小生が見たのは・・・・・

タブラオ El Patio Svilliano
http://www.elpatiosevillano.com/

タブラオ Los gallos
http://www.tablaolosgallos.com/


1ドリンク付で35〜40ユーロ、ディナー付で70ユーロ前後です。
1回公演は約2時間。フラメンコはダンサー、ギター、手拍子、歌い手の最低4人で成り立っていて組み合わせは様々です。上のEl Patio Sevillanoはレパートリーも広く、出し物もクラシックものから本格的フラメンコ、ギターだけのステージもあっていや、凄かったです。ダンサーも美人が多い!!

■中世そのままの街、Avila。城壁を見に訪れたのですが、街並みも中世そのままです。この貴重な機会に訪れる事が出来て大変ラッキーでした。

上の写真は1872年、今から140年前に撮影されたTOLEDOの街並みです。この街並みが現在もほぼ当時のまま残っていて街中がこの当時にタイムスリップしたみたいでした。1番の見所はやはりカテドラルでスペインでも最大規模の大きさです。狭い路地をテクテク散策するのは非常に愉しかったですね。

■スペインの鉄道 renfe

新型AVE

コルドバからセビリアへ行く時に見かけました。旧型は丸っこいデザインですが、新型は角ばっています。

やはり3クラスあります。
特等:Club
1等:Preferente
2等:Tourista

旧型AVE

小生が乗ったのはこれです。新型は角ばっていますが、旧型は丸っこいデザインでなんか東海道新幹線♯100系みたいに見えます。スピードは結構速くて新幹線とそう変わらないように感じました。先頭車両と後尾車両は動力車両になっていて客は乗れません。

AVANT

日本で言う、急行みたいな位置づけでしょうか?
マラガからコルドバへ向かう時に乗りました。やはり全席指定になっていますが・・・・・空いていたら皆勝手に席を替わっていました。車掌も切符を見に来ますが、お構いなしでした。

・・・・ところでスペインって携帯はホント、日本みたいに規制は無いようで話たい放題でした。あちこちで着信音が鳴っていて大きな声で堂々と自分の席で話していて日本とは随分違うなあ・・・・・と思いましたね。

バレンシアからのMD

名前が特についていて、スペインの生んだ天才詩人、ガルシア・ロルカの名前がついています。駅はアルカサール・サンファン。で行先はセビリアでリナレスバエサ駅で切り離されてグラナダ行きと分かれます。しっかり見ていないととんでもない所へ向かってしまいます。この路線は要注意!!です。


MD (Media Distancia)

一番一般的な車両です。MDは自転車持込は専用の車両があって出来ます。何回か自転車持込の場面を見かけました。
ロードレーサーを堂々とホームに持ち込んで車両に載せていました。いや、羨ましいです。

■スペインのバス

一般的な路線バス グラナダにて。

一般的な路線バスはこういうタイプでワンマンです。前から乗って後ろから降ります。専用のカードがあって乗る時は読取機にかざしてピッと鳴る仕掛けです。市内は一律1.2ユーロです。

長〜〜〜〜い路線バス

マラガで見かけました。通常のバスのほぼ2倍の長さがあります。従ってホイールは3軸ありました。カーブは・・・・・ちょっと大変そうですね。

ALSA社 長距離バス

グラナダからマラガへ行く時に乗りました。近代的で快適でした。速くて料金も非常に安かったです。後ろのホイールは2軸ですが、よく見ると・・・・最後尾のホイールは操舵可能でなんと・・・・4輪操舵機構が採用されていました。

■出発

■マドリッド

■カンポ・デ・クリプターナ

■グラナダ

■マラガ

■コルドバ

■セビリア

■アビラ

■トレド

■帰国


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2012.5.29