毎年恒例くりくりさん主催のランドナー補完計画御前崎オフですが、走るコースはほぼ決まっていて、旧街道あり、サイクリングロードあり、シーサイドコースありの楽しいコース、当然宿は美味しい料理で定評のある「聖火」さんであり、楽しい自転車談義、おしゃべりなど楽しみは尽きません。で・・・・・忘れてはならないのが、

■「誰が」「どういうコンセプトの」「どんな自転車で来るか?」

というのも楽しみの大きなファクターになっている、と思います。毎年違う自転車で参加される方も多く、今年は誰それさんはどんな自転車で参加かなあ〜〜〜?などと楽しみは尽きません。

今年のレポートは通常のレポートとは別にそんなこともちょっとUPしてみようと考えております。で載せる自転車は独断と偏見で選ばせて頂いております。載ってない方、申し訳ありません。スペースも限られていますので・・・・どうぞご了承頂きたいと思います。なお、所有者の方には特に断ってありません。もし不都合の方が見えたら削除なり編集なりさせて頂きます。よろしくお願い致します。
御前崎に集まった魔物たち

この車はお馴染みモン次郎氏のTOEIスポルティーフ。

チューブはReynolds531SL、Nervexラグ、Stronglight49Dクランク、面白いのがTAクリテリウムリングで、写真では分かりづらいですが、着くはずが無い32Tあたりのインナーリングが加工でついています。

冬季用ペダルカバーがついていてなかなか良い感じですね。

PUKAPONさんのTOEI。

カラーは黒に見えますが、濃い紺色です。
チェンジはRメカはCampagnolo Super Record,FメカはHuret Jubilee,WレバーはSimplexという、面白い構成。(笑)

針金製のクリップが印象的でした。BROOKS Selectのサドルも印象的な良く纏まった車だと思います。


FバッグにはTOMの参加ピンバッジが8ケほどつけてありました。


はづきの御大氏のWATANABE。
車種は26HEデモンターブルになりますね。

今回のオフで唯一のWATANABEでした。それもそのはず、非常に手に入れるのは困難な車です。エンブレムは数の非常に少ない、「最高級」のゴールドになっております。

工作はTOEIで腕を磨いた渡辺氏ですので、もう素晴らしいですね。この車も完成当時から知っておりますが、(笑)部品はいろいろ変わっております。

RメカはHuret Luxe、Fメカはオリジナルロッド式。

m-kojima氏のTOEIデモンターブル。

完成したばかりの新車です。この日の為に
わざわざ持参しました。

チタンパーツ多用して非常に軽く上がっております。
重量は11.36kg。

クランク、リングはSpecial仕様になっております。
この車は私のクラシック名車アルバムにて公開して
おります。


http://france1961.nsf.jp/kojima-demonta.htm

OHCHO氏のRene’HERSE。

元々はCourse Routeだったそうで、この日の為にガードをつけております。もともとの仕様はクランクはStronglight49D、ステムはCINELLIがついておりましたが、なんと、オリジナル部品を自製して交換されております。完成度の高さにはただただ驚くばかり。

ハンドルバーのドロップが多いですが、CINELLIのChampione del mond♯66がアッセンブルされております。


主な仕様はHuret Luxe SET、ワインマンブレーキアーチ、TAペダル、コンチネンタル700×25Cなど。

マッちゃんさんのAlex SiNGER。

この車のオーナーになってからまだ一年程ですね。凄く状態の良いAlex SiNGERだと思います。

アッセンブルもそつなく纏まっているのではないでしょうか?

主な仕様はHuret Successのセット、Maxi-carのハブ、MAFAC Racerのブレーキセット、TAチェーンホイールセットなど。

今回の目玉的なReal Helth氏の車。

サイズが560mm前後でカッコ良く纏まっております。ホイールサイズは700×35C。

デモンターブル仕様で重量は驚異の10.5kg。
チタンパーツを多用しております。
マイティーツアーのチェーンホイールが懐かしいですね。ボトルはケージなしのもの。

フレームはAlex SiNGERと同じヘッドラグとヘッドチューブが一体になったもの。CPで仕上げてあります。
TOEI曰く、「もう作りたくない・・」そうです。

Okajiさんのクラブモデル。

この車の目玉はスターメイ・アーチャーの5速内装ハブ。オーダーはこういう車が欲しいから作るパターンと、この部品を生かした車を作りたいというパターンがあって、この車は後者だそうです。

Wレバーになっておりますが右がTOP、Second,Lowの3速、左がSuper high,、Super Lowの計5速。でFチェンジはオリジナルロッド式。

Stronglightのコッタードクランク+Simplexリングがついています。こんなコンセプトの車が見られるのも御前崎オフならではですね。(笑)


この車はクラシック名車アルバムで詳しく取材してあります。

ご存知、GAMIさんの700Cツーリング車。

色は黒と青で構成しています。なんと言ったら良いのか、コストパフォーマンスに非常に優れている車・・・・の印象を受けました。フレームはTOEIスタンダードベースのNAKAJIMA、パーツ類は最新の物を使用してクラシックなものを・・・というこだわりはないようにお見受けしました。ただ、スタイルや雰囲気は伝統的なものになっています。

チェンジはC
ampagnolo daytona 9speed、クランクはCampagnolo Racing-T。リングはTA Vent+Zepher。

今回初参加のIjyuuinさんのTOEI。'69年製650B Campingです。

水戸黄門風に言うと・・・・・(笑)
「このお車を何と心得る、かのTOEIのオリジナルパーツのお手本となったお車であるぞ、皆の者、頭が高い、控えおろう〜〜〜〜!!」ってな感じですか?(笑)

チドリ、Cyclo Randonneurのエキセントリックレバー、カーボンブラシ、ロッド式Fメカなどこの方の自作のものです。'69年以降はTOEI社はこれらの部品をこの車の物を参考に製作を始めました。

ちなみに・・・クラブ内ではこの方は「先生」と呼ばれております。
また詳しく取材してあります。リムはSuper Championのゴールドラベルの珍しいもの。

いつも愉快なパジャマさんのAlex SiNGER。

手に入れた時はもう凄い状態だった・・・・そうです。
それをコツコツレストアして今の状態になったそうです。

いや、それにしても・・・・・塗装は全然痛んでなかったし、パーツ類も磨き上げられてピカピカでした。

ほとんどフランス部品で纏められておりますが、ハンドルバーはCINELLI Giro de ITALIA♯64でした。

タイプはグランシクロツーリズムですかね?.この車も詳しく取材してあります。

編集後記

まあ、本当は全部ご紹介出来たら一番良いのですが・・・・スペースの関係でそうも行きません。どうぞご了承頂きたいと思っております。ここで取り上げた車はほとんどオーダーのものですね。オーダーはまあ自分の考えた通りに出来上がって来ます。裏を返せば自分自身を自転車で表現していることになります。

どんな部品構成で、どんなスケルトンでどんな色、メッキ、工作で・・・・・その人のセンスが否応無く出てしまいます。出来上がってからもメンテナンスするかしないとか、手をいろいろ入れて可愛がっているかどうか、タイヤやチェーン、フリーの状態から走っているかどうかも歴然と分かってしまいます。左様にサイクリング、趣味の自転車というものは奥が深いものですね。今回のこの車たち・・・・はいずれも良く纏まって美しい車ばかりです。何かの参考になれば幸いです。最後まで見て頂いて有難うございました。

最後はやはりこの車で締めていただきましょう!!
くりくりさんのAlex SiNGER。

いかにも'50年代の古き良き時代の香りのする、フランスタイプツーリング車だと思います。

今は道は良くなったので、こういうタイプの車が1番、良いのではないでしょうか?私の700Cツーリング車と同じコンセプトの車ですね。

主な部品はNIVEXのチェンジ、Stronglightポーター用クランク、TAリング、オリジナルブレーキ。

この車はクラシック名車アルバムにて取り上げております。

http://france1961.nsf.jp/alex%20singer-2.htm

2007.1.31