私のTOEIオーダー10台目 Course Route

2007年6月2日 とうとう完成しました。

とうとう完成した私のCourse Route。TOEIオーダー10台目の記念すべき車です。カラーはフランストリコロール塗り分けにしてあります。

構想から足掛け3年くらいですか?随分とかかって、やっと先日、去年の暮れにオーダーしたCourse Routeが2007年6月2日出来上がってきました。
チェンジは最初の予定のJuy543(?)からHuret Luxe Competitionに変更にはなっておりますが、その他は予想外というか、当初の予定以上の部品が皆さんのご協力で集まって、もうホントに凄い車になってしまいました。部品の詳細はまた別途にご紹介します。一つご紹介すると、やはり自転車の顔ともいえるチェ−ンホイールですが、ジャック・アンクティルも実際に使用した「Stronglight Super Competition57」がなんと手に入り、この時からボルテージは一気に上がりました。(笑)リムもほとんど私には縁はないと思っておりましたかの有名な「MEPHISTO」がなんと幸運にも入手出来ました。自分でリム組みしたのですが、やはり柔らかいリムでしたね。(笑)
そうですね、時代的には'60年代の古き良き時代のフランスタイプ・クールス・ルートになっています。ロードレーサーはやはりイタリアが本場で、Campagnoloが昔から主流で、Campagnolo Recordのチェンジ、Universalのブレーキ、Brooksのサドル仕様の'60年代イタリアの車も凄く好きで、一台は所有してみたいと思っております。「LEGNANO」なんか色なんかも良いですね〜〜〜〜!!結局昔の古き良き時代の車が大好きです。それでは到着〜組み立て〜試走インプレッション感想記をお楽しみ下さい。

昔のミロワールから。

'60〜'61年頃、Jaques Anquetilの全盛期の頃の貴重なカラー写真。
マシンはHERYETT Special。

■主な仕様
Tube: Reynolds531
end : Simplex
Size : C-C 570mm TOP: 570mm

Chainwheel: 
Stronglight super Competition57
Derailleur: Simplex Juy Record & LJ23
Rim: PIVO
Hub: Simplex
QR Skewers: Simplex 
Handle bar: PIVO
Stem:PIVO
Brake arch :MAFAC Dural Forge
Brake lever: MAFAC
Sadlle: IDEAL♯88
Seat post: Simplex
Bottle cage:VITO

ずっと憧れていた、私の車のモデルとなった有名な車です。今では同じ仕様で再現するのは至難の業です。
今回かなり近い仕様で出来上がりました。

■到着

2007.6.2

夕食を食べてゆっくりしていたら・・・
「ピンポーン」
「自転車です」
「サインお願いします」

あれっ?もうきた?
私は7〜8月頃かなあ・・・?
と考えておりました。心の準備ができておりません。

とにかく2階の私の部屋に上げます。
これが一仕事。

もう頭の中は上の空。
何回経験してもこのコーフンは愉しい
ですね。

フタをちらっと開けてみます。

オオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
指定の塗り分けもちゃんと・・・・

今回もかなり厳重に梱包してありました。
近場の方は取りに行く方も多いですが、私はいつも送ってもらっています。

箱から出して組み立てます。
もうこのときの心境は経験してないと分かりません。(笑)

3年以上にも及ぶ部品集めの苦労、全体のイメージの構築、T社へ足を運んで直接☆野氏へオーダー、半年近く待ってのやっとの完成、嬉しくないはずがありません。今までの苦労がやっと報われる瞬間です。

去年までは一年待ちの状況でしたが、やはりALPSさんの廃業で随分と納期は早くなっておりますね。


T社☆野氏の引退前に出来上がって本当にヨカッタ〜〜〜〜〜!!

■各部の写真など

チェーンホイールはほとんど諦めていたStronlight Super Competition57。個人的に5アームのクランクではCampagnolo Recordと並んで双璧だと考えております。やはり芸術の国、デザインは秀逸。

最初は49Dクランクに57パターンの5ピン仕様を考えていましたが、何とラッキーなことに本物が入手出来ました。

嬉しかったなあ〜〜〜〜〜〜!!
これで計画が大きく前進しましたね。

歯数は48×38。
オリジナルは最小歯数は40Tで、CT'さんでは36Tまで可能だそうです。

クランク長さはもちろん175mm。

ブレーキアーチ。

ジャック・アンクティルも実際に使用した、MAFAC
DURAL FORGE.。仕上げ、風格なんか素晴らしいです。

アームの下を短縮加工してあります。
驚いたことに全体を丁寧に磨いてありました。

そういえば昔、700Cランドナーをオーダーした時にMAFAC Competitionを持っていったのですが、使いかけの磨り減ったシューが新品になってきたのには驚きましたね。(笑)


TOEIスペシャルチュ−ンで砲金ワッシャーが入っております。このあたりの心使いも非常に・・・・有り難いです。

エンド付近。

これまたいかにもTOEIらしい、細やかな心使いの写真。

エンドはSimplexでRメカはHuret Luxe Coimpetition
、どういう風になるのかなあ?と思っていたら、そこはやはりTOEI,、写真のように特別に加工して頂きました。

Simplex エンドにHuret用があるのかどうかは知りませんが、どうもあるらしい?見た目には継ぎ足しのようには見えませんでしたね。

通常はRメカ本体のボッチでエンドに止まるようになっています。TOEIはそのボッチにストッパーを新たにつけています。いや、凄い工作だと思います。

リヤメカ付近。

まあ、本当はSimplex Juy543あたり?が手に入ればもう万全だったのですが、このHuret Luxe Competitionのチェンジでも今では非常に入手困難であり、私としては気に入っております。例によって再メッキしてあります。

例のストッパーでちょっとメカ本体が外側に出てしまって、TOPには非常に入りやすいですが、ロー側にはチト入りづらいですね。

エンド当たり面のみCP仕上げ。フリー、チェーンはRegina Corsa。

歯数は15×16×17×19×21。

チェーンステー、シートステーとエンドの接合部分の美しさに注意!!凄く丁寧に仕上げてあります。

ハンガー部分。

今回のTOEI Course RouteのフレームNoは26464。

実はまあ、普通はハンガーはTOEIのものでNervexカット風になりますが、このハンガーラグは本物のNervexのもの。

ヘッド上下、シート、ハンガーの4点の本物のNervexラグが今回入手出来ました。
フランスタイプのCourse Routeならばやはりこれ?と思って探しておりましたが、某U氏のご協力でなんとか入手出来ました。

■試走してみて

到着したのが6月2日、試走は10日の日に近場に昼から行ってきました。
やはり一番の心配は・・・・・リムでした。なんといっても「柔らかい」で定評のある「MEPHISTO」のリムです。例によって自分で組んでおります。リム組みはそんなに難しいものではありません。慣れたら半日で1P組めます。今では完組ホイールが普通で、満足にリム組みできないお店もあるようですが、(笑)ここは一つ、マスターして自分の好きな銘柄、好きな張り方、最適なテンションで張りたいものですね。今回ハブはCampagnolo GranSport、スポークはDT、リムはMEPHISTOです。

そろそろ走って行きますが、約2年間くらい、チューブラーでは走ってないのでとても新鮮でした。ステムは約120mm、長さも丁度良いようです。サドルはIDEAL♯90、締め方が足りなかったのか、ちょっと前が上がってしまいました。帰ってから締め直す事にします。
ブレーキもOK、チェンジも敏速ではないですが、確実にチェンジします。感覚はランドナーとほぼ同じ。(Huret Luxe Touring)で問題のリムですが・・・・特に振れることもなく、無事に試走を終えました。これならば安心かな?実はスペアホイールも準備してあります。最初はCampagnolo Nuovo TIPO、DTスポーク、MAVICリムで組んであり、これを使用しようかな?と思っていたら、今の部品が手に入りました。従って、今のホイールに何か有っても交換して走行は可能です。

距離にして約20kmくらい?(笑)非常に軽い試走は無事終わりました。ピラーを締めなおしてOKです。.本音を言いますと、やはり名人、☆野氏の引退前に何とか後1台、作っておきたかったというのが本当の理由です。最初の4台は代理店経由のお店組み立てですが、残りの6台は全て☆野氏組み立てになるものです。やはり完成度が全然違います。細部に渡って神経が行き届き、細やかな心使い、他の工房では見られないものだと考えております。作って良かった・・・・としみじみ思っております。さあ、この車でどんな想い出が残せるのか、今から非常に楽しみです。この車は快走はもちろん、ちょっとしたサイクリングにも使用する予定です。

いつでもスタンバイOKの状態になりました。さあ、次は何処へ・・・・・・・・・・・???

編集後記

まだコ−フン冷めやらぬ状態が続いています。(笑)仕事から帰ってきてからも真っ先に目をやるのはこの車ですね。
見ているだけでも愉しいですね。良い車は出来たので・・・・・次は昔のウールシャツとか、パンツ、ボーシとか、だんだん揃えよう・・・・と思っております。今時の派手派手ギンギンなのはチト苦手なので、(笑)センスの良い、おとなしめのやはり自転車と同時代あたりのウールシャツが良いですね。そんなお気に入りのシャツを着て、同好の方々と快走サイクリング出来たら愉しいかな?と考えております。
そうですね、趣味的なスポルティーフとクラシックロードの快走サイクリングをまたちょっと復活させてどしどし走りたいですね。梅雨が終わって夏が来たら午前中の涼しい時に比較的短距離をさっと走るサイクリングなど考えております。また・・・・参加して頂けたら幸いです。最後まで見て頂いて有難うございました。

2007.6.14