鹿屋航空基地史料館を訪ねて

鹿屋航空基地入口です。太平洋戦争時ここは海軍特攻基地でまだ若いパイロットがここから2度と帰らぬ出撃をして行きました。

去年までは夏に北海道とか長期のキャンプツーリングに行っていて九州・宮崎の実家へは帰らない年がずっと続いていました。そうですね、数えて見たら・・・・3年程は帰ってないです。諺に「親孝行をしたい時に親は無し」というのがあります。母親はもう・・・喜寿を3年ほど過ぎています。この辺で帰らないとという気持ちがある一方でどうせ帰るならば・・・この機会をなんとか生かしたい・・・という考えが有って、春の山陰ツーリングをこの時にはもう考えていて行くついでに下関あたりにCAMPINGを置いてこようと思っていました。
実家は行きますが、いるのはせいぜい3日程度。で是非見たい場所に鹿屋や知覧などの旧日本陸海軍史料館や特攻記念館がありました。呉には大和ミュージアムが有って、この3ケ所は実家の帰りにに寄って是非見ようと考えました。ですので行きはフェリーですが、帰りは自走です。そうですね、1300km程度は走りましたかね?それではフォトレポ−トをどうぞ!!


■全日程: 2009.4.29〜5.4 5泊6日
■2009.5.2 鹿屋航空基地史料館 見学

■ここの目玉展示

■川西二式飛行艇

■零式艦上戦闘機五十二型

名古屋三菱重工復元機と並んで非常に完成度の高い、見事な復元です。私には新造機としか見えませんでした。是非一度は見学をお勧めします。

■鹿屋航空基地史料館の主な展示機

鹿屋航空基地を上空から見た所。上手い具合に看板がありました。これで良く分かります。零戦52型は建屋の中に展示してあります。2式飛行艇は雨曝し。なんとかして屋内展示にできないものですかね?

R4D-6Qです。パッと見て分かるように名機ダグラスDC-3がベースになっています。
■全長:19.5m  ■全幅: 28.8m  ■全高:5.2m  ■全備重量:11800kg  ■最大速度:370km/h ■航続距離:2410km
■エンジン:P&W R1830 90D 1200HP×2

メインギア付近。

名機ダグラスDC-3は'36年に就航、当時としては先進的な全金属モノコックボディ、画期的な引き込み式主脚、可変ピッチプロぺラなど装備していました。


ロッキード対潜哨戒機のP2V-7です。初飛行は'45年。レシプロエンジン×2、ターボジェットエンジン×2基を搭載しています。
■全長:27.94m ■全幅:31.65m ■全高:8.94m ■全備重量:36.240kg ■エンジン:R-3350-32W  3750PS Tabo Jet:J34 推力:1542kgf ■最大速力:574km/h ■航続距離:5920km

同じく対潜哨戒機のP-2J。上のP2V-7との最大の違いは・・・こちらは国産の機体(川崎重工)です。
■全長:29,7m ■全幅:30,9m ■全高:8.9m ■全備重量:36.280kg ■エンジン:GE T64-IHI-10 3060HP Tabo Jet:IHIJ3-IHI-7D 推力1550kgf ■最大速力:635km/h

ちょっと痛々しいUS-1Aです。
塗装もはがれていて垂直尾翼のラダーもありません。

メーカーは新明和工業です。
前身はあの「2式飛行艇」の川西航空機株式会社です。

川西航空機はあの有名な海軍戦闘機「紫電」や「紫電改」のメーカーです。

このUS-1は岐阜各務原航空祭で実機が離陸するのを見たことがあります。この巨大な機体が飛んで行く様子は圧巻でした。

太平洋戦争中の魚雷。

日本海軍は当時世界に誇る九十三式酸素魚雷を開発、使用していました。最大の特徴は燃料酸化剤として酸素を使用することにより航跡がなくなって敵に発見されにくい事でした。

Uボートで有名なドイツ海軍魚雷は電池式を採用していました。

九十三式酸素魚雷の性能は・・・・・
■最大速力:48kt(86,4km/h、射程距離:20000mの場合)
36ktだと40000mまで届いたそうです。

■全長:900cm
■直径:61cm
■炸薬:490kg

天山艦上攻撃機でここから離陸して行った方々の名簿(おそらく特攻)と思われます。片隅にひっそりとありました。

海中から引き上げられたと思われる星型エンジン。誉か栄か?相当朽ちていました。

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2009.9.16

世界でただ1機の貴重な2式飛行艇です。
保存状態は非常に良好です。当時の最高性能の飛行艇を間近に見る事が出来ます。