文学散歩 「潮騒」の神島を訪ねて

八代神社から神島漁港へ行く途中より。左に見える島は答志島.。一週間くらい日常の生活から離れて離島でのんびりするのも悪くないかなあ・・・・と思っています。

■佐田浜港〜神島漁港

下道を走って鳥羽には10:25頃到着。佐田浜港に行って外回り切符を購入します。結構ギリギリでした。間に合ってホッ!!(出航は10:45)

船はもう着いていました。定期連絡船「きらめき」です。

桟橋にて。島に運ぶ荷物のようです。

船内はこんな具合。次は和具魚港に止まります。

「きらめき」の操縦席。最高速度は22kt(約40km)です。→

時間になり出航です。この新ターミナルビルと新鳥羽港はこのほど竣工して4月1日に運用を開始したばかりの新しいものです。ラッキーでした。

答志島和具漁港です。ここは例の関ケ原合戦で敗れて自決した
九鬼嘉隆の首塚などがあります。→

港を出るとフルスピードでクルージングです。

目的地の神島が見えて来ました。

神島漁港です。さて、どんな発見があるのか?→

■神島漁港〜寺田さん宅〜神島灯台

神島漁港に11:25到着。港での小生。やっと来られました。

神島漁港の前にはこのような看板が。やはり「潮騒」の島ということでこれで島を活性化しようとお見受けしました。

島のメインストリートです。お店も見かけなかったし車も多くないですね。

路地は人が歩くだけの幅しかないです。

島に1つだけ設置してある時計。故障中でした。

画面右下はかつての公共洗濯場です。小説にも出て来ます。

島の洗濯場。昭和54年に答志島から水道を引いて来るまではここで洗濯していました。すぐ前は三島由紀夫が泊まった寺田さん宅です。

三島由紀夫が昭和28年3月に約一ケ月泊まった寺田さん宅全景。

たまたま家から出てこられた奥様にお願いして三島由紀夫の泊まった部屋、執筆したテーブル、サイン入り初版本を見せて頂きました。

三島由紀夫から贈られた貴重な新潮社「潮騒」初版本。

小説にも出てくる八代神社。もちろん寄ってみました。小説では島に2つある眺めの良い場所の1つです。

八代神社。綿津見命をお祭りする神社でゲーター祭のアワを奉納してあるそうです。
初江と新治はここで結婚の約束をします。

島を一周する小径です。UPダウンもあって階段もあります。

このような道ばかりでしたら自転車でも行けそうですが・・・・・???

神島灯台に着きました。

灯台守の管理は昭和38年まで続きました。小説では新治がその日の取れた魚を台長夫妻に持っていく様子が描かれています。

神島灯台でお昼としました。非常に暑かったですね。島にある眺めに良い場所のもう1つがここ、神島灯台です。

一周する道で最高地点です。島の頂上灯明山へは道が不明瞭だった事もあり見送ってしまいました。

今度は下りです。この日は人は少なかったです。

・・・・と目に前に監的哨の説明板が・・・・・・小説「潮騒」のクライマックスシーンですよね。「潮騒」ファンにとってこの場所は特別な場所です。

昭和4年陸軍により建設された監的哨。建設された目的は伊良湖から発射された大砲の着弾点観測が主な任務でした。戦後66年を経て今は朽ち果てていました。

中の様子。クライマックスシーンの撮影はこのあたり?特に変わったところも無いごく普通のコンクリートの建物ですが・・・・

※2011.7.20あたりから補強工事で立ち入り禁止になるそうです。

屋上のバルコニーから伊良湖方面。午後になって天気が良くなってきました。この日、梅雨明けしました。

監的哨屋上の小生。立ち入り禁止になる前に行けて良かったです。

島の南側、カルスト地形とニワの浜。この浜で新治の母親と
初江はアワビ取り競争をします。→

神島小中学校です。生徒数は・・・・・何人???

島をほとんど一周してまもなく神島漁港です。

■神島灯台〜監的哨〜神島漁港〜佐田浜港

帰りの船は第二十七鳥羽丸です。

日帰りの短い滞在でしたが、いや、愉しかったです。→

神島を後にして佐田浜港へ向かいます。このプラン、前々から考えていましたが大体予想通りで大変愉しかったです。

■編集後記

映画「潮騒」を見たのはいつだったか?今ではトンと思い出せませんが、志摩をツーリングする度に神島が伊勢湾にポツンと遠くに浮かんでいてああ、そういえば映画「潮騒」の舞台で有名な島なんだよなあ・・・・・と思いながら何年か経過してこの3月にも志摩を6人で走ったのですが、今回こそ神島へ行こうと真剣に考え始めました。船の時刻表や料金など調べたらそう高くもなく比較的簡単に行ける事が分かりました。ヨシッ!!それでは行こうと思っていつ行くか?最初からハイキングの予定だったのでまあシーズンは自転車で走るとしてそれ以外の季節、たとえば梅雨の中休みの日なんか良いのでは?と思って7月8日になった次第です。思うに最良の時期はやはり春秋かなあ?と考えています。島は周囲3.9km、自転車を持って行く程でもないと考えています。今回初めて行って非常に良かったのでまた季節を変えて行こうかと考えています。これで味を占めて小説や映画のゆかりの地巡りなんか愉しいかなあ・・・・といくつかプラン暖めています。最後まで見て頂いて有難うございました。

2011.7.20