厳冬期伊吹山登山2010

8合目付近。この日は移動性高気圧が来るというので多くの方々が登っていました。このあたりから傾斜が急になります。

5年前に友人と2人で登った初めての厳冬期冬山の伊吹山ですが、その当時はまだスキー場はやっていてリフトも動いていたし3合目の伊吹山高原ホテルもまだ営業していました。が・・・・この年でリフト、スキー場、ホテルも営業終了、従って非常にラッキーな山行きとなったのでした。リフトで楽々3合目まで行けてホテルからスタート、頂上ではなんとか晴れて奥美濃の冬景色が楽しめました。
そんな想い出が忘れられず、今年もまた行ってみようかな?と考えました。時期はやはり1番寒い1月4週目、で移動性高気圧が来るのを待っていました。予報では30日が良さそうです。この日に決定しました。前日からいそいそと準備します。この準備の段階からもう山行きは始まっています。今回は単独です。従って何から何まで全部自分で責任を負わなくてはいけません。一つ一つ確かめて慎重に準備してパッキングして行きます。


■実施:2010.1.30
■コースタイム
駐車場 8:30〜5合目 10:00〜頂上 11:10〜12:00〜5合目 12:40〜駐車場 14:00
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■コース図

スキーリフトは今は営業していないので駐車場から歩いて行く必要があります。

歩行距離は往復約10km。
標高差は約 1150m。

伊吹山は手頃な高さ、分かりやすい地形、
頂上からの素晴らしいパノラマで冬山初心者に最適な山だと思います。

■プロフィールマップ

この図では片道4kmと言うことになっていますが、垂直方向の距離ですので1.2〜1.3倍する必要があり、実際は約5km程度にはなると思います。

2km程の所に平らな場所がありますが、ここが3合目。伊吹山高原ホテルがあります。

8〜9合目あたりがいわゆる胸突八丁の急坂です。ここを過ぎると頂上は間近です。








■装備関係

伊吹山は標高1377m、暖冬の昨今、厳冬期でも雪の量はそう多くはないです。一般的な装備を下に書いてみます。この他に注意すべき事柄で下着があります。夏山でもそうですが、木綿はNGです。必ず化繊の乾きやすい下着を着用して下さい。私は厳冬期山用長袖下着を持っていますが、必要なかったです。アウターはゴアテックス雨具上下で代用出来ます。靴は今はゴアテックスの軽くて良い靴が各社から出ています。スパッツは必携。これがないと雪が靴の中に入ってしまいます。アイゼンは10〜12本爪の本格的なものは必要ないです。6本爪で充分。ピッケルはこの程度の標高では必要ないですね。ストックは有った方が良く、1〜2本で間に合うと思います。

ザック。

冬はなにかとかさばります。ちょっと大き目の方が使いやすいと思います。防寒具、アイゼン、食料、水、バーナー、コッフェル、テルモス他入れます。写真のザックはカリマー35Lのもの。

靴、アイゼン

靴は夏用軽登山靴で間に合います。今では軽いゴアテックスの良い靴が各社から出ています。写真の靴はゴローの「テン」。今は製造してないです。

アイゼンは必要。アイスバーンの箇所にはこれがないと歩けません。カチカチに凍った氷や雪の上では効果絶大です。伊吹山では6本爪のもので充分だと考えています。

スノーシューの方も見かけました。新雪で靴がもぐってしまうような場合はこちらの方が有効だと思います。

スパッツ。

写真は厳冬期用ゴアテックスの本格的なものです。ワイヤーは靴の下を通します。これがないと靴に雪が入ってしまいます。一生物?ですので買う際は良い物を慎重に選んで下さい。

帽子手袋他

帽子は必携ですね。これがないと熱は頭から逃げて行って寒い思いをします。

手袋もないと手がかじかんでしまいます。暖かいものを使用して下さい。

ストックは1本は必要だと思います。2本の方も見かけました。持ってない方も見かけましたが・・・・出会ったほぼ9割以上の方々が持っていました。写真のはバーゲンで買ったものです。

ゴアテックス雨具上下。

雨具は雨の日だけに使用するものではありません。こういう冬山でも大いに活躍します。着ると風を遮って暖かいですね。買って10年程になりますがまだまだ使用出来ます。

■参考文献

私の持っている本。

もうそうですね。10年以上前に買いました。いつかは役に立つかなあ・・・・と思って買ったのですが・・・・・

NHKでお馴染みの岩崎元朗氏著 「雪山入門とガイド」です。
装備から各エリアの雪山コースを初心者向けに編集してあります。
もちろんメインの北中央南アルプス、八ケ岳、有名な谷川岳なんかも紹介しています。

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2010.2.4