厳冬期伊吹山登山

もう何年前からだろう、いつかは厳冬期の伊吹山に登ってみたいものだ・・・・とかねがね思っていた。伊吹山はそう、もうかれこれ7回ほど登っていて(春夏)、冬のそれも厳冬期ははまだ登っていないのである。

それが・・・・・ひょんな事から実現することになった。そのひょんな事とは・・・・・?
会社の同じ職場に山好きの同僚がいて、まだ伊吹山には行った事がない・・・という。しかしほかのたとえば剣とか立山、中央アルプスの宝剣岳には行っていて冬山道具なども一式持っているという。私は・・・・夏山専門で冬山道具は持っていない・・・・が伊吹山は1377mmでそれほど高くないし、積雪11mなんて記録もある山だが、最近は暖冬で、雪の量は多分それほどでもないだろう・・・という読みがあった。で彼を誘ってみたら・・・・・?OKとのこと。久々に軽アイゼンや雪用スパッツなど引っ張り出し、愛用の登山靴に防水ワックスをかけた。そんなこんなの厳冬期伊吹山登山はどんなストーリーがあったのか、レポートをお楽しみ下さい。

2005.2.5


前日。
愛用の軽登山靴(東京・ゴロー製)、に防水ワックスを塗り、軽アイゼン、雪用スパッツを出してきて準備をする。山行きはもう始まっている。


この準備をするというのも非常に楽しいですねこの靴・・・・もうかれこれ7〜8年履いています。そろそろビブラム底張替えしなくては・・・・

伊吹山登山口にて。ン?
リフトが動いている!!これはもう乗って
行くしかない・・・?(笑)

ちょっと行くとゴンドラがありました。
でこちらに乗りました。

4人乗りの小型ゴンドラです。
往復\1600ほど。約5分で3合目へ。

しばしの空中散歩。
なんか不思議な気分でした。

3合目にて。いや、最近はボーダーの方
ばかりですね。スキーヤーの方はちょっと少ないみたいです。

と思ったら・・・・・・・・・この方たちはテレマークスキーでこの5合目まで登ってきました。板の裏にシールを張ってスイスイと・・・・

下りは頂上から・・・・?

5合目から頂上を仰ぎ見る。
ウ〜ン、凄い景色です。

でもこれってまだまだ雪は少ない
方です。

8合目あたりから振り返って見る。もう3合目のスキー場が小さく見えます。

頂上から見た奥美濃方面の山々。天気の良い日は白山、能郷白山など見えます。今日は今一ですね

雪を被った山々をバックに同行のK氏と私。いや、印象的な山行きになりました。

頂上の公衆トイレ。
なぜか締め切ってあって丁度良い風除けになるかなあ・・・・と思っていたのですが・・・?

とにかくこの日は・・・・風が強く体感温度は・・・・−10℃以下でした。
もちろん、ガスは使えません。トホホ・・・

5軒ある山小屋はご覧の通りです。屋根までスッポリ埋まっています

伊吹山頂上の日本武尊像の前にて。
ヤッタ〜〜〜!!
これで・・・・厳冬期伊吹山頂上に登った
・・・・ということになる?

山小屋は・・・・雪の中です。
頂上のあたりは2〜3mくらい
積もっている感じですね。

頂上の気象観測測候所。最高地点の
1377m三角点はこの右手にあります。

帰りの登山道で見た俗に言う
海老のシッポ。

いや、頂上の厳しい気候条件
が偲ばれます。

凄い急角度の下山道。
かつてこの頂上からスキーで降りた人がコースを誤ってしまって谷に落ちて亡くなってしまったとか・・・?そんな話も聞きました。


■コースタイム
登山口 〜 3合目 〜  5合目 〜 頂上 〜 登山口
8:40     9:00     9:30   10:30  12:40

※頂上は約30分滞在。おにぎりを食べてさっさと
下りました。

■装備:
3シーズン用軽登山靴 軽アイゼン、35Lザック、ゴアテックス雪用スパッツ
など
■服装:
上下ゴアテックス雨具、3シ−ズン用ストレッチパンツ、冬用厚手山シャツ、毛糸帽子、手袋など

■登った感想他
技術的には今回の伊吹山はごくやさしい初級程度の冬山です。積雪は・・・1m未満でした。ですので・・・・・
思ったほどではなかった・・・・という感じです。しかしながら・・・・装備がまだまだですね。やはり冬用の専用靴、10本〜12本爪のアイゼン、ストック(今回は借りました)、ピッケルなどあれば良かったと思います。徐々に揃えて行こうと思っています。途中で単独行の女性が・・・・完全冬山装備で登っていました。ウ〜ン、さすが・・・・

スキーシーズンであればゴンドラが利用出来て時間を短縮出来ます。油断は禁物ですが、比較的簡単に厳冬期の頂上に立つ事が出来る数少ない山だと思います。

■登頂:1月30日 天気:晴れのち曇り 気温:頂上−4℃ 風速:10m以上の強い北風

■登頂メンバー:K氏、akuta

山歩きの記録