フェリーの旅(苫小牧港〜名古屋港)                        全走行距離:約859km 

さて、フェリー「いしかり」は予定時間通りに苫小牧港を出港、快調に進んで行きます。エンジンの音はそれほど大きくなく寝られない・・・・・ということは有りませんでした。大型TVがいくつかあり、まあ大体オリンピックやニュースなど見ていました。22日は1日中船の中でしたが、デッキから外を眺めたり、TVを見たり昼寝をしたりとゆっくりと(もっと正確には時間を持て余して)過ごしました。朝食は船のバイキングで食べましたが、それ以外は仙台で食べたり、パンとカップ麺で安く済ませました。船の中でやっているコンサートと映画は・・・・まあ、ごく一般的なもので見たのは1回だけでした。21日の夜7時苫小牧港出港、名古屋港着は23日朝9時20分です。いや、時間に正確に着くものなんですね。驚きました。今回、台風による欠航にならなくて良かったです。

←陸地から15km〜20km離れて航行しています。

仙台港でカモメが。近づいても逃げません。

バイキングの朝食。普段でもこんなものですね。

カモメは目が良いですね。客が投げたポテトチップなんかを空中キャッチします。→

姉妹船の「きたかみ」とすれ違いました。あと姉妹船に「きそ」があります。川の名前から取っていますね。

←23日6時56分、伊良湖岬通過。帰って来た〜〜〜〜〜!!

反対側は神島です。

8時7分、飛び立った中部空港です。

船の現在位置表示板。もうすぐ名古屋港です。→

←レインボーブリッジの下をくぐります。名古屋に到着しました。

名古屋港フェリーターミナルです。無事に着きましたが、恐怖のR23走行が待っている!!このあとR23号を走り、家には昼過ぎに到着。フ〜〜〜〜〜ッ!!ヤレヤレ、2週間ぶりの我家です。家はやっぱりいいなあ・・・・・・


■準備のこと

○コース:
前にも書きましたが、2008年夏は北海道へ行こうと決めたのは2007年暮れあたり。2005年に行った道北が凄く良かったので今回は前回の続きで道東〜道央を考えていました。コースは出発は網走から、で行きたかった知床、納沙布岬、釧路湿原を軸にコースを組み立てました。他には旧愛国駅と旧幸福駅をコースに組み入れて交通手段は行きは飛行機、帰りはフェリーが苫小牧から名古屋まで出ているのをインターネットで知ってこれに決定!!コースは初期の段階でほぼ固まっていました。

○休暇:
コースが決まったら日数を割り出します。私の場合は休暇が決まってコースを決めたような所があって、(笑)2008年1月には夏休み+年休をくっつけて取得して今回も15泊程度のツーリングが可能になりこれで余裕を持ったコースプランニングが出来ました。予備日は2日、これは絶対必要です。毎日晴れとは限りません。また体調の悪い日があるかも知れません。メカトラで予定通りの走行が出来ない事態も有り得ます。

○宿泊:
泊まるのはどこにするかで予算や装備が全然違ってきます。私の場合は当然キャンプです。北海道には無料もしくは安くて良いキャンプ場が多数あります。雨の日は屋根の有るところにして基本的にキャンプにしました。YHは2泊する事にして最初の網走流氷の丘YHだけ1ケ月ほど前に予約しました。ライダーハウスやYHは飛び込みでもなんとかなります。

○装備の変更:
前回失敗したツーリングシューズは別の靴にすることにして早速探しましたが・・・なかなか良いものがなく、たまたまカトーサイクルさんに行ったら「5-10」という靴が良いという話を聞いて履いてみたらフィーリングも良くこれに決定。ペダルもそれに合わせて三ヶ島シルバンに変更しました。クリップはChristopheのアルミ製のものを靴の形状に曲げてピッタリフィットするようにしました。基本的に大きな変更はこれだけです。後はテントのポールが長くてバッグの外付けですが、今ではバッグの中に入る物も有るので変更したいですね。

○地図
レポートにも書きましたが、3年前のツーリングマップル使用は今回の大きな反省点です。3年で状況は大きく変わってしまいます。同じ事は北海道キャンプ場ガイドにも言えます。情報は常に最新のものを!!

○服装プラン:
基本的に長ズボンは1着(飛行機用)あとは短パン2着と半袖数着、下着数着、根室近辺は寒いと聞いていたので長袖2着、テントの中用のジャージー下、あと雨具はゴアテックス雨具上下、雨用ポンチョ、この程度です。ニッカーは持参しなかったですが必要なかったです。洗濯をマメにしたらもっと少なく出来ますね。

○自転車を送る事
これは非常に重要な問題です。北海道まで航空機で行く場合は輪行でなんとかなりますが、キズがつかないような工夫が必要、あと装備を全部持って行く事が出来るのが条件です。私の場合は4サイドバッグのキャンピング車ですので事前に自転車とサイドバッグ4ケをトラック便で送りました。(注 運送会社によって料金は全然違います)傷もつかなくて良かったですが、燃油サーチャージとやらで3年前の3倍かかってしまいました。トホホ・・・・・

■装備

Fバッグ:
工具一式、洗面具一式、地図昭文社ツーリングマップル北海道、北海道キャンプ場ガイド、北海道ガイドブック、YHハンドブック、文庫本、電卓、日記帳、デジタルカメラ(SONY DSC-W1)、三脚、充電器+充電式予備電池×4本 予備メモリー(128MB、32MB) 予備カメラContaxT2、フィルム36枚撮り×3本、予備電池、ヘッドランプ、予備電池、携帯ラジオ、予備電池、イヤホン、ゴアテックスハット(雨用)、Fバッグ用雨カバー、ティッシュ(小)×3、自転車用ロック、サドルカバー、 救急セット、携帯ポンプ、

■右前サイドバッグ
2人用テント一式、シュラフ(3季用)、モンベル半身マット、テント用グランドシート、サイドバッグ用雨カバー×1(2ケ入)、1m×1m銀マット×1、

■左前サイドバッグ
EPIガスストーブ、コッフェルセット×1 水計量ボトル×1、武器セット、ゴアテックス雨具上下一式サイドバッグ用雨カバー×1(2ケ入)、1m×1m銀マット×1、ポンチョ、

■右後サイドバッグ
下着着替え下×4〜5着、ポロシャツ半袖×2、長袖×2、Tシャツ×4着程度、短パン×2、長ズボン×1、ソックス×5足など 

■左後サイドバッグ
アルファ米×10ケ、インスタント味噌汁×3袋(10食程度)各種フリーズドライ食品(10食程度)キャンプ用ゾーリ×1足、自転車用ウエス、チェーン用オイル、洗剤、スポンジ、トイレットペーパー一巻き、予備ガスボンベ×2ケ(寒冷地用)自転車予備部品、予備チューブ×3本、折り畳み傘×1

■ウェストポーチ:
財布、眼鏡、航空券やフェリー乗船券など

■予算 おおまかなものです。参考程度にして下さい)

■交通費
自転車輸送 四日市〜網走流氷の丘YH ¥14400 
四日市浜園〜中部空港 四日市エアポートライン \1800 (08年10月4日で休止予定)
航空機 中部〜女満別 全日空ANA327便 46400(ピーク)
バス 女満別空港〜網走駅
\880   知床自然センター⇔知床五湖往復 \1180
太平洋フェリー 苫小牧〜名古屋2等 ¥13000(ピーク) 自転車¥5500
小計 ¥
83160

■食事代:
16日間総TOTAL:約46000  おおよそ1日あたり:\2800

小計  \46000

YH宿泊
網走流氷の丘YH 12食付:\4930  厚岸愛冠YH  1泊2食付:¥5220
小計 
\10150

■キャンプ場:
国設知床野営場:\300  シーサイドパーク広尾:\200  百人浜オートキャンプ場:\300
小計 \800

■ライダーハウス:
ミッキーハウス:\1900  遊々仙人倶楽部:\500
小計 \2400

■民宿:
みさき 1泊朝食付:\4000
小計 \4000

■観光予算
納沙布岬 平和の塔:\900  虫類 ナウマン像記念館:\300  新冠 レ・コード館:\900
小計\2100

■予備費:¥20000                             TOTAL: 168610

■走り終わって

世間は夏休みもない、仕事仕事仕事・・・・・の方々も多数いて(まあ大半だと思われますが)ちょっと申し訳ないなあ・・・と思いながらも2回目の北海道ツーリング、今回は道東と道央へ行って来ました。今回は前回と違って天気があまり良くなく曇りの日がほとんどで雨にも降られてしまいましたが、愉しく走る事が出来ました。何年に1回でもこういう、仕事や時間、家族や世間などから完全に開放されて自分の本当にやりたい、行きたい場所に勝手気ままに自由に長距離ツーリング・・・・というものはサイクリストならば誰しも持っている願望ではないでしょうか?

私はそういうものが人1倍強くて将来はヨーロッパとか、オセアニア、カナダ方面長期ツーリングを視野に入れて普段から地図を集めたり、情報を集めています。長距離ツーリングで1番必要なものはやはり経験(と考えています)で、過去のこういう失敗はこんな場合はこういう風にして乗り切ったとか、自転車のいろいろなメカトラの場合の対処法であるとか、体の変調の時の対処法であるとか、長距離を楽に走れるコツとか、やはり経験がモノを言うと考えています。その経験を少しでも積もうと日本では北海道が外国に1番近いフィールドと考えて、まあ少しずつではありますが将来的には海岸線一周や内陸部も走って長距離ツーリングの経験を積もうと考えています。

ツ−リングに出て1番面白いのはやはり出会いですね。今回も出会いがいろいろ有って良かったです。最後にお世話になった遊々仙人倶楽部の仙人には本当にお世話になってしまいました。奥様も何かと良くして頂いて感謝しています。まあ、車の大きなガレージの2階をライダーハウスとしている訳ですが、広い広い、10人程度は充分寝られます。で料金はすべてユニセフに寄付されています。誰にも出来る事ではないと思います。北海道にはこのような親切な方が非常に多いですね。

帰ってきてすでに2週間以上経ち、だんだん北海道ツーリングのあの愉しかった記憶も薄れつつあります。もう体は日常モードに切り替わっていて(笑)規則的な生活になっています。明日はどうなるか、どこに泊まるのか、どんな風景の道なのか、どんな人に出会うのか、全然分からない未知のあのワクワク感は・・・・・・普段の日常生活とは全然違う、夢のような素晴らしい異次元の時間だと思います。大袈裟に言ったら人生最高の時なのかも知れません。そういうものをもっともっと経験したいと常々思っています。

■今回のベストショット

やはりこれ、知床横断道路からの国後島です。

生まれて初めて北方四島の1つ、国後島を見たのですが、凄く近いのにはビックリしました。

最高の見所で良い天気だったのは非常にラッキーでした。

曇りの日が非常に多くてもしこの日も曇りだったらこんな風景は見られなかったでしょうね。

「北海道ツーリング2008」レポート最後まで見て頂いて有難うございました。

2008.9.12

北海道ツーリング2008 まとめ