私の北海道ツーリング2005

プロローグ

私はそう、もう約36年程サイクリングなるものをやっていますが、これまでまだ北海道へは行った事がありませんでした。
北海道と聞いて連想するのは・・・・・・真っ直ぐな道、アメリカ式大規模農園や牧場、サロベツ原野や知床などに代表される雄大な大自然、カニやウニ、また有名な札幌ラーメンや滝川のジンギスカンなど美味しいものも多数有り、無料のライダーハウスやきれいな広いキャンプ場などのリーズナブルな宿泊施設など、魅力に溢れた、一度は訪れて見たい場所だと以前から思っていました。
今回、長年の想いがやっとかなって15泊16日のツーリングが出来た訳ですが、構想の段階のこと、具体的なプランニングのこと、またいくつかの壁が有り、どうやって乗り越えたかなどここで少し書いてみます。まだ北海道へ行った事がない方、これから是非行って見たい方などの参考になれば幸いです。

いくつかの壁

■その1 休暇をどうするか?
これはまあ、私の会社は夏はいつも9連休があるので、自動的に9日はOKです。今は飛行機ですぐ行けますからこれでも一週間程度はツーリング可能です。でもしかし・・・・せっかくの北海道、まして初めてのツーリングですので、+年休をくっつけて18連休としました。これで余裕を見て〜14日〜15日程度は可能となりました。

■その2 資金をどうするか?
北海道は無料のライダーハウスや格安宿、また無料のキャンプ場が多数あります。で私は今回、伝統的4サイドキャンピング車で行く事にしていました。従ってキャンプ主体、初日と利尻岳登山の際はYH利用、あとフェリーに3回乗り、網走など博物館見学費用も要ります。それと自転車輸送費往復、あとは食事費ですが、基本的に朝食は自炊、昼食夕食は外食としました。往復は飛行機、早めに予約して早期購入割引券・・・・のはずでしたが、お盆の時期は割引はなく、これはちょっと失敗しました。これから行く方はお盆の時期はなるべく外して下さい。予備費を2〜3万程度入れて計算すると・・・・私の場合約18万程度になりました。でこれを紙に何にいくら・・・・と具体的に書いて嫁さんに渡したら・・・・なんとそれ以上ポンとくれました。いや、返って拍子抜け?後が怖い・・・・・?とにかく行けるようになって、準備にも力が入りました。

■その3 家族への説得
これは私の場合、そう、今まで北海道はこの年まで行った事は無く、今回が初めてだから、自転車でどうしても走りたいんだ・・・・ずっと今まで夢だったんだ・・・・・と言ったらなんとなく納得してくれたみたいでじゃあ、土産買って来てね・・・・・と言う事になりました。これで大体全部の壁をクリアー、7月が待ち遠しくてなりませんでした。

■自転車の輸送をどうするか?
これは非常に重要な問題です。飛行機輪行が一番便利で空港からすぐ走り出せるのですが、現実的な問題、5つのバッグ、サイドキャリアのついたキャンピング自転車をどうやって輪行して空港まで持って行くのか?1人ではまず無理?でまだこの車出来たばかりで傷も心配でしたので安全策でトラック便で現地営業所止めで送りました。これは大正解、傷もほとんどなく、無事着いていました。組み立ても約30分と早かったです。やり方ですが、メーカーがお店に送るときの箱を譲ってもらって分解して入れました。普通の自転車7分組の箱ですが、私の700Cキャンピングではヘッドを分解してやっと入りました。幅はサイドキャリアの幅30cm以上のものが必要でした。上手い具合にあり、手に入ったのはラッキーでした。他にもサイドバッグ用の箱1ケです。計2ケ口で送りました。この箱、帰りにも使うので空箱を旭川営業所→北見営業所まで送ってもらいました。で送り賃は無料にして頂いて大変助かりました。

■輸送費は運送会社によってまちまち
運送費は大体、縦横高さの寸法、重量、送る地域などで決まります。
私の場合、今年年初の1月あたりから各運送会社にTelして見積もりをして貰っていました。でそれで一番安かったのが福○通運さんで、実際に7月に持って行ったら1月の見積もりよりも安かったです。
営業所が空港や駅に近く、交通の便が良い、安くて扱いが丁寧・・・・と言う基準で選びました。自転車&サイドバッグ往復輸送費ですが、三重⇔北海道で1万以下でした。参考まで。

■プランニング
私にとって初めての北海道、やはり北に憧れがありました。利尻礼文はどうしても外せない、距離、日数から逆算、出発は旭川から、当初は国道40号を行く予定でしたが、オロロンラインが素晴らしいですよ・・・・と言う情報があり、(PETERさん提供)そちらに変更、で利尻礼文を廻って稚内から宗谷岬、それから憧れのオホーツク街道、帰りの飛行機は女満別空港からにしたのであとは適当に日数で調整することにしました。このコース取りは今考えても正解だったと思います。

■装備を揃える
キャンプ装備、自炊装備はもう有ったので、あと足りない物はおいおい春あたりから少しずつ揃えて行きました。新たに揃えた物は以下の通り。

○メモリー
デジカメのメモリーですが、今持っている128MB、これでは絶対足りません。で256MBを新たに購入。
実際は256MB1枚で足りました。今回約270枚撮影。なお、電池の充電はキャンプ場にも大体コンセントがあり、必要に応じて充電出来ました。

○ラジオ
天気予報を聞く為必要。今までは小型のものは持っていませんでしたが、今回ナショナルのポケットに入る
小型のラジオを購入。今回キャンプ場で携帯テレビを持っている人に会いました。
しかし、感度が今一で実際の役には立ったのかなあ?野球放送は良く入りました。(笑)

○LEDヘッドランプ
今持っているヘッドランプは20年以上前の年代モノ。で最新式LED使用の物を新たに購入。
電池は長持ち、軽い、明るいと良いことずくめ。

■私なりのノウハウ
○地図
北海道は広いし、5万地形図は使えない(枚数が膨大になる)ので昭文社ツーリングマップルを使用。
見所、レストラン、キャンプ場、ライダーハウス等載っていて非常に便利。

○食料調達
自炊は朝だけ(昼夕食は外食)、で御飯は生米は炊くのに時間がかかるし、燃料も多く要るので山用アルファ米を持って行きました。これは大正解、熱湯を入れ、約15分で出来ます。食料調達は今はコンビニが多数あるのでそう心配はしていませんでした。ガスボンベは2ケ使用しました。(1ケ余ってしまった)

○洗濯はどうするか?
下着、Tシャツはそれぞれ5着位用意、キャンプ場にコインランドリーがあったので、5日に一回くらいは洗濯していました。中には汚れたら捨てていって新品を買って行く、と言う人もいますね。

■走ってみて
レポートの一番最後にデータを載せようと思っていますが、当初予定した以上に良い天気&暑い日々でした。稚内でも28℃くらいあり、ソフトクリーム、ポカリスェットはほぼ毎日いくつか買っていました。用意していた防寒具などは早い時点で送り返しました。雨の為の停滞は1日もなく、最後は日が余ってしまって予定以外の網走や屈斜路湖などにも足を伸ばしてしまいました。心配していた自転車のトラブルはなく、パンクもなし、空気も最後まで1回も入れませんでした。キャリアもバッグも強度、耐久性は充分ありました。峠の下りでのシミー(共震)も今回はあまりなく、パッキングがうまくなったのかな?(笑)安定した走りで峠の登り下りを楽しむ事が出来ました。予算も大体計算通りで、キャンプの時では1日\3000〜\4000程度で済みました。

■失敗した事
○前にも書きましたが、お盆の時期の航空券はバカ高いです。出来れば外した方が良いです。今回の私の例では夏休みの後に年休をつけた方が約2万節約出来た計算でした。
○工具を1点忘れました
1.5LのPETボトルのケージはポンプのホルダーと共締めになっていて、3mmアーレンキーになっています。
これをうっかり忘れてしまって組み立ての時に気づいて旭川の模型屋で購入。事無きを得ました。
あとは忘れ物はなかったですね。まあ、利尻島のYHににポンチョ忘れてしまって(礼文島で気づいた)
帰りのフェリーで寄って取りに行った事くらいかな。(笑)
○そうそう、保険証の写しを忘れました。何事も無かったので良かったですが、何か有ったら非常にまずかったですね。以後気をつけようと思います。

■持っていって重宝したもの
○これは小さな簡易リュックですね。利尻岳登山の為持って行きましたが、バッグに入らない食料や、銭湯に入るときの洗面具や下着入れ、ちょっとした荷物入れに大活躍しました。
それではレポートをお楽しみ下さい。

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今回の走行地図。総走行距離は約828km。天気が良かったので予定よりも走ってしまいました。
余裕は充分あって、昼寝も何回かしています。私はこれ位の余裕の有るほうが良いですね。

日程表

7月30日  中部国際空港〜旭川空港〜旭川〜旭川YH(泊)
7月31日  旭川YH〜運送会社〜旭川〜深川〜秩父別(泊)
8月1日   秩父別〜留萌〜おびら鰊番屋〜羽幌〜初山別みさき台キャンプ場(泊)
8月2日   初山別みさき台キャンプ場〜遠別〜天塩〜サロベツ原野〜兜沼キャンプ場(泊)
8月3日   兜沼キャンプ場〜稚内〜利尻島〜利尻グリーンヒルYH(泊)
8月4日   利尻グリーンヒルYH〜利尻岳登山〜利尻グリーンヒルYH(泊)
8月5日   利尻グリーンヒルYH〜沓形港〜礼文島緑ケ丘公園キャンプ場(泊)
8月6日   礼文島緑ケ丘公園キャンプ場〜8時間トレッキング〜礼文島緑ケ丘公園キャンプ場(泊)
8月7日   礼文島緑ケ丘公園キャンプ場〜桃岩〜沓形港〜鴛泊港〜稚内モシリパYH(泊)
8月8日   稚内モシリパYH〜宗谷丘陵〜宗谷岬〜クッチャロ湖畔キャンプ場(泊)
8月9日   クッチャロ湖畔キャンプ場〜枝幸町〜日の出岬キャンプ場(泊)
8月10日  日の出岬キャンプ場〜紋別〜上湧別町〜サロマ湖畔YH(泊)
8月11日  サロマ湖畔YH〜オホーツク自転車道〜網走〜オホーツク小清水YH(泊)
8月12日  オホーツク小清水YH〜野上峠〜屈斜路湖キャンプ場(泊)
8月13日  屈斜路湖キャンプ場〜美幌峠〜美幌〜北見(泊)
8月14日  北見〜女満別空港〜中部国際空港〜我が家
エピローグ 私の北海道ツーリング2005 装備 データ 総まとめ

■レポート出来上がりましたらここにリンクする予定です。(下線がつきます)
皆様におかれましてはボチボチと製作して行きますので今後ともよろしくお願いします。

■今回走行ルート地図

2005.8.21