さようなら JAMBO B747 Forever!!

2014.3.31、この日は・・・・・航空ファンならば・・・・・決して忘れる事の出来ない日です。そう、日本のANA B747-400がこの日で引退します。
もう1つの大手、JALは2011.3.1にすでに引退していて、もうあとは政府専用機と若干の荷物機(Cargo)だけになります。いや・・・・・(引退は)ちょっと早いんじゃないのかい?と言いたいですね。日本出最初に導入したのは日本航空で最初のキックオフカスタマーPan Americanに遅れること約半年、'70年に就航しました。日本航空は'70〜'11の41年、ANAは'79〜'14の35年に渡ってB747を運航、大量輸送時代を支えました。


■簡単な開発ストーリー

B747の開発は・・・・・'63年、アメリカ国防省のCX計画、すなわち前線に迅速に戦車や兵員、装甲車や輸送トラックなどを運ぶ巨大輸送機の開発計画がアメリカ航空大手3社に提示された所から始まります。応じたのは・・・・・ロッキード、ダグラス、そして・・・・・ボーイングです。最初はペーパー審査でここでまずダグラスが脱落、残ったロッキードとボーイングが実際に試作機を製作することになりました。そして・・・・最終審査の結果・・・・・ロッキード案が採用されてボーイングは受注も取れず莫大な負債だけが残ってしまいました。試作で多くの人員や設備など導入、雇用を維持して設備を有効に活用するにはどうしたら良いのか・・・・・・・・・???

ここで事の成り行きを見守っていたパンアメリカントリップ社長はこの経験を民間機に生かすことをアドバイスします。パンアメリカン航空はボーイング社に25機のオーダーを約束、パンアメリカン航空は将来はきっと大量輸送の時代が来て大型航空機が必要になると確信していました。1965年12月、機体はボーイング、エンジンはP&W、最初のオーダー25機のPan American航空3者によるB747計画がスタートしたのでありました。初飛行は'68年12月に見事成功します。

■参考資料

イカロス出版のボーイングエアライナーの本。
最初のB&W水上機からB777までボーイングが製作した機体が歴史順に載っています。ジェット機ではB707からB787までのラインナップを誇り今でもエアライナーのトップメーカーです。B747は型式別に出ています。

パンアメリカン航空物語。B747はパンアメリカンが25機オーダーの契約をしたので開発計画がスタートしました。この本でB747がどのようないきさつで開発されたのか、良く分かります。最初のフライトは'70年、ニューヨークーロンドン線でした。→

日本航空やANAはもとより世界中のB747-400
の運航状況や機内設備、塗装などB747のベストセラー機-400のガイド本。-400は'89年に誕生しました。主翼が延長、ウイングレットがついてグラスコックピットになりました。

旅客機や空港などの専門誌AIRLINE5月号。
特集は・・・・・やはりというか、ANAB747-400ラストフライトです。航空ファンとしては見逃せない一冊で後のちまで大事に取っておくつもりです。→

■羽田空港のANA B747-400

去年の日本最大級オルガンを聴きに行った時羽田に行って見ました。この時は来年退役とは知りませんでした。雨で大変寒かったです。

B747は全日空では乗ってないですね。日本航空で何回か乗って主にアメリカやカナダ方面で乗りました。'89年のバンクーバーー成田線でアッパーデッキに乗ったのは良い想い出です。B747ってランウエイに出てフルスロットでもなかなか加速しません。最大離陸重量は約400t、で驚くべきことに半分は航空燃料で主翼、胴体下、水平尾翼など燃料タンクになっています。燃費は約50m〜60m/Lだそうです。

■ダイキャストモデルで見るB747物語と日本の航空会社のジャンボ 

'63年のアメリカ国防総省の大型輸送機計画で契約を勝ち取ったロッキードの大型輸送機 C-5 Galaxy。大変大きな輸送機で全長75m最大幅68m、最大離陸重量は約380t、ペイロードは約120t、M1エイブラムス主力戦車は2台搭載可能。 (Dragon wings1/400)

'70年1月22日、にニューヨークーロンドン線でデビューしたPan American航空 B747-100。この航空機はそれまでの空の旅を一変させました。大量輸送によりコストを下げて誰でも自由に海外へ行ける様になりました。機内も広くなりいろいろな快適設備が導入されました。日本でも半年後の'70年に日本航空が-100を導入しています。日本航空はBoeingの大のお得意さんで一時は100機以上のB747を保有していました。(Jemini-Jets 1/400)

B747の派生の1つ、B747 SP(Special Performance)胴体を短縮してパッセンジャー数を減らして長距離を飛べるようにした機体。数は多くなく、非常に珍しいB747だと思います。(Herpa 1/400)

■日本の航空会社のB747

'70年7月に導入された日本航空B747-100。最初の鶴丸♯1塗装。この塗装は前の機体、DC-8から引継いでいます。'90年に-400を導入まで続けられました。'90年からは鶴丸♯2へ移行します。(Apollo 1/400)

2011.3.1退役した日本航空B747-400国際線仕様。最後のフライトはホノルル-成田線でした。日本航空では何回かB747に乗りました。快適でサービスがきめ細やかで大変良かったです。(your craftman 1/400)

全日空は'79年にB747を導入、最初の塗装はこのようないわゆる「モヒカン」という塗装です。尾翼は例のダビンチのへリコプターのデッサンをモチーフとしています。この塗装も人気が有って親しまれました。(Hogan 1/400)

全日空のトリトンブルー塗装のB747-400。この塗装は'82年に採用になって現在に至っています。シンプルで飽きが来なくて・・・・・良い塗装だと思います。(400 Aviation 1/400)

■編集後記

一つの時代が終ってまた新しい時代が始まります。このB747は高校生の時に初飛行した機体でその時はまさか乗れる様になるとは夢にも思っていませんでした。当時海外旅行は夢のまた夢で、国内旅行がやっと、海外なんて考えもしませんでした。時代は変わって会社で出張でアメリカへ半年行く事になり・・・・・(新婚でパスポート持っていたので、英語全然だった)その時に初めてB747に乗って成田ーシカゴ線に乗りました。-400は'89年なので多分-300じゃないかと思うのですが・・・・・10時間以上乗ってシカゴへ。オヘア空港で乗り換えて国内線でオハイオ州コロンバス空港へ。もうへとへとに疲れて寝入ってしまいました・・・・・というのがB747初体験です。

翌年の出張からはNorth West航空になって日本の航空会社のサービスの良さは定評のある所です。で何回かJALで乗ってついぞANAでは乗りませんでした。最近では燃費の良い航空機に取って代わられています。一昨年のスペイン行ではA330-300で行きましたが、双発でB747に負けない航続距離があります。今後は多分双発機が主流になるのかなあ・・・・と思っていますが、4発機のあの信頼感は捨てがたいと思います。B747というのは・・・小生の旅客機の代表選手で一番好きな旅客機です。コレクション数も一番多いし、上の機体はほんの一部です。最近、ANA B747-400 マリンジャンボをなんとか入手出来ました。また・・・・写真でご紹介します。今日と言う・・・・・ANA B747-400退役の日にこのファイルが間に合って良かったです。

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2014.3.31