1968 TOEI Course Route

クラシック名車アルバムNo5の車は・・・・・・くりくりさんの1968製 TOEI Course Routeを選んでみました。
この車、私がサイクリングを始めた時あたりの車ですが、TOEIカタログ第4版のロードレーサーの車と同時代なので・・・?雰囲気が良く似ています。パーツは日、伊、仏混合になっていますが、不思議な事に違和感はまったくありません。
この年にCampagnoloではレコードブレーキを完成し、コンポーネントをほぼ完成させました。この車はこれ以降のいわゆるオールカンパの前の時代の代表的なパーツアッセンブルになっています。この車を見て懐かしい・・・・と思われる方は相当なベテランの方ですね。この頃の車は非常に味が有って私も大好きです。
今回友人のくりくりさんにはこの車の取材でご協力頂き感謝します。

No5

SPECIAL THANKS: くりくりさん

全体ビュー。典型的な’60年代後半のレーサー。オールカンパになる前はこんな感じだった

チェンホイールはスギノマイティ・
コンペ、赤キャップ

サドルはUNICA,ピラーはフジタヒューぺルライダー。懐かしい部品ですね。

ステムは日東ダイナミック、懐かしいナベックス
のラグ。

これ・・・欲しくて手に入らなかった
カンパ旧型レコードFメカ。

Rメカは・・・・クラシックなレコード。
勿論鉄プーリーの方です。

ブレーキはこの時代はMAFACか、UNIVERSAL
が一般的だった。これはMAFACレーサー.。

ハブはCmpagnolo LFQR。今はもう入手困難です。

フリーは5速。今の半分ですね。

赤い登り龍。色が確か2種類
くらいあります。

チューブはレイノルズ531 下のアルカンシェルは厳密には世界選手権優勝のマーク

ボトル、ケージはALE。この時代は直付けは少なくほぼバンド止めです。

'60年代、TOPチューブに「TOEI SPORTS
MODEL」のロゴが入っていましたね。

編集後記

今の時代のレーサーは30速、フレーム、部品に至るまでカーボンで出来ていて手元チェンジ、ビンディングペダル、非常に軽くまだまだ進化を続けています。
この車の様にまだコンポーネントも完成していない時代の車はそれぞれ世界各国の部品を集めてアッセンブルしていて、非常に味がありました。この'68年に軽合金製Campagnolo Nuovo-Recordチェンジが発売され、あっという間に世界のレースマン達から愛用される事になりました。この車の鉄製Recordはもう少なくなってしまい、今となっては非常に貴重な車といえると思います。またブレーキもあの有名なサイドプルのCmpagnolo Recordがこの年に開発され、'68年の世界選手権で使用されています。これ以降一流選手達はこぞってこれを使用することになりました。この車は味の有る時代の貴重な車といえると思います。くりくりさんには取材でご協力頂き、有難うございました。

2005.10.20