No83

2015.3.1

2014 Grand Bois Cyclo Touriste

2014  Grand Bois Cyclo Touriste Parts list

■編集後記

このマシンとの出会いは例の新春サイクルミーティーングでいや、素晴らしいマシンだなあ・・・・・と思わず見入ってしまいました。オーナーのkiyaさんとはもちろんその時は面識もなくて出来たら取材させて欲しいなあ・・・・とその時思っていました。実は御存じの様にクラシック名車アルバムは1年ちょっと休止していて何か再開にあたって相応しいマシンは無いかなあ・・・と探していました。でたまたまkiyaさんと知り合う事が出来て取材も出来ることになったという次第です。で人と人との縁というのは不思議なもので小生プランニング志摩牡蠣ツーリングにもなんとこのマシンで来て頂けることになり・・・・・まあちとすれ違いなんかは有りましたが・・・・(笑)大変愉快な1日を過ごす事が出来ました。・・・そんな事で年初からちょっと嬉しいことが続いていて今年はなんか良い年になりそうな気がしています。で自薦他薦は問いません。このファイルにふさわしいマシンを是非是非ご紹介して頂けたらなあ・・・・と思っております。、今回このマシンの取材にあたってオーナーのkiyaさんには大変お世話になりました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。


                                 戻る       TOP

■Rチェンジ

Cyclo Rndonneur RD ガイドなし アルミアーム5speed
ストロークは大きいですが思いの外、普通に変速します。ただし、チェーンとの相性もありそうで、RENOLD→REGINAに交換して様子見中。
まだ慣れていないためCYCLOを操作するというより、こちらが操られている状況です。

■ペダル 

ペダルはTA Route、トークリップ&ストラップはPATURAUD。
 Flame tube Lugs  Tube:  kaisei022            Lugs: TOEI type Rene 'HERSE
 Flame size   Size:550mm Top:540mm
 Head parts  Grand Bois "Vinrage"
 Bottom Bracket  Stronglight Competition
 Control rever  R:TA  Eccentric    L:Cyclo
 Front Change  Cyclo Rosa
 Rerar Change  Cyclo Randonneur 5 Speed
 Crank  Rene' HERSE 171mm
 Chain Rings  Rene'HERSE 46T×28T
 Chain  Renold
 Pedal  TA Raod
Toe  Clip  Paturaud
 Toe strap  Paturaud
 Mud Guard  HONJO H50
 Tire  Grand Bois "Lierre" 650×36B
 Rim  Grand Bois 650B 36H
 Spork  DT ♯15
 Hub  Campagnolo Nuovo "TIPO" LFQR 36H
 Free Wheel  ATOM 14T~24T 4speed
 Saddole  IDEALE 59
 Seat post  Grand Bois
 Break Arch  MAFAC "Crirerium"
 Break Rever  MAFAC Type Open Back
 Handle Bar  Grand Bois
 Stem  Grand Bois 70mm
 Belle  TOP
 Bar tape  Cotton
 Head lump  Radios ♯16
 Tail Lump  JOS "FCM"
 Dynamo  NOVI 8
 Bottle cage  Bridgestone
 Pump  AD-HOC "Professionnel"

■ヘッドマーク

ヨーロッパのデザインを彷彿とさせる素敵なデザインのヘッドバッジです。ベースの色はフレームカラーに合わせていくつかあります。

■タイヤ

タイヤはGrand Bois "Lierre" 650×36B。車格に合ったサイズだと思います。

■リム

リムはSuper Champion650B 36H。サイドは平滑なタイプです。

■テールランプ

テールランプはJOS FCM。こちらもLED化しています。

■ダイナモ

ダイナモはNovi8。ぷくっとした愛らしいデザインがたまりません。部品構成にそれほどこだわりは持っていませんでしたが、これだけは使いたいと思っていた部品です。電装コードは端子ではなく本体から直接取り出しています。ローラーキャップはVelox。この車両の差し色は赤。ストラップやレバーパット、バーエンド等、赤色で統一しています。

■ハブ

ハブは丸孔のCampagnolo nuvo tipo LF 36H。本来はフレンチハブが良いのでしょうね、知識のなさを露呈している部分です。

ホィールはSUPERCHAMPION 650Bリム、スポークはDTの6本組。

ガードステーのだるまネジはGrand Boisオリジナルです

■ハンドル部分を横から

ハンドル&ステムはGrand Bois。コットンテープにシェラックニスを塗っています。ブレーキレバーはMAFAC オープンバック。アウターには旧いスターメーアーチャーを使用しましたがレバーの引きが重くなってしまいました。

■ヘッドランプ

ヘッドランプはRadios♯16、、バッテリーライトともにLED化しています。FキャリアはGrand Boisの6mmパイプ製。バッテリーランプはメーカー不詳のものです。

■ハンドル部分。ハンドル&ステムはGrand Bois。コットンテープにシェラックニスを塗っています。ブレーキレバーはMAFACのオープンバック。アウターには旧いスターメーアーチャーを使用しましたが、レバーの引きが重くなってしましました。

■美しいヘッド部分

フレーム製作は東叡社。ラグはE(エルス)カットです。ラグに合わせて他の工作もエルスを意識した仕様となっています。フレーム色はガンメタ。「アイズバイシクルのポーターと同じ色」でお判りになる方も多いのでは。生地フレームにアイズ工房でチェンレストを溶接した後、塗装に出されています。

■サドル

サドルはIDEALE ♯59 "Professionnel" 。Grand Boisの丸棒ピラーに純正金具で取り付けています。やや大振りなサドルですがこの車種には似合っていると思います。

■ブレーキアーチ

ブレーキはMAFAC Criterium  いわゆるドットマファックと呼ばれるものです。アイズバイシクルでレストアしてもらいました。ブレーキゴムはCOOL STOPの赤ですが、なんとか止まるレベルです。千鳥はMAFACの2枚合わせタイプです。

トランスミッション全景。かつての'50~'60年代のフランスタイプ黄金時代のトランスミッションそのものを再現しています。

■チェーンホイール

チェーンホイールはRene' HERSE 46×28
クランクは171mmとやや長めですが、乗車時の違和感はありません。親方のアドバイスもあり、アウターは48→46にしています。リングはクランクに合わせて研磨しています。

■コントロールレバー

リヤはTA、フロントはCYCLO。TAはエキセントリックでワイヤーのたるみを抑えています。
F,Rともにローノーマルのため、写真の状態でアウター×トップです。
ポンプはAD-HOC Professionnelのリング付き

■チェーンレスト

生地フレームにアイズ工房でチェンレストを溶接した後、塗装に出されています



■Fチェンジ

次オーダーのきっかけとなったFDのCYCLO ROSA。今後の加齢も考慮し、アイズバイシクルでワイヤー式に改造してもらい、操作を容易にしました。RD同様確実に作動しますし、コントロールレバーの操作もすごく軽くなっています。

「自転車を誂える」そのきっかけは人それぞれにあると思いますが、私はひょんなことでCYCLOのFDを入手したことから、いつかこれを使用した自転車を持ちたいと考えていました。学生時代はランドナーで日本各地を彷徨っていましたが、就職するとともに興味の対象が他へ移り、30年の年月を経てこの世界に戻ってきた復活組です。この車両に使用した部品は、eBay等のネットオークションや通販で入手し、最後の最後に大物のRDが揃ったことから、2013年2月に京都のアイズバイシクルさんへ発注し、2014年11月に完成しました。部品の大半は持込みましたが、不足するものについては、「グランボアの自転車」ということから、極力同店のオリジナル部品を使用しています。また、フレームに関しては、シートサイズとトップの前上がり寸法を指定したのみで、他は全てお任せです。実際、パイプの銘柄すら知らず、このコメントを書くにあたり、慌てて確認した次第です。オーダー時には色々と私の希望(無茶振り?)を伝えたのですが、それに対して親方の「ダメです」「出来ません」を幾度聞いたことか。私のような初心者はややもすると細かいところにこだわりを持ってしまいがちですが、良い結果を出すには「全体を見渡せるプロデューサー的な方が必要」と後になって気付きました。その甲斐もあって、雰囲気・バランスも良く、乗り易い自転車に仕上がりました。


Special Thanks Photo & Comment: Kiyaさん